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スーパーGT ニュース

投稿日: 2017.10.09 15:12
更新日: 2017.10.09 16:24

スーパーGT:TOYOTA GAZOO Racing 2017第7戦タイ レースレポート

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スーパーGT | スーパーGT:TOYOTA GAZOO Racing 2017第7戦タイ レースレポート

スーパーGT第7戦タイ Chang SUPER GT RACE

平川/キャシディ組LEXUS LC500が今季2勝目!
最終戦へ向けランキング首位浮上
GT300では中山雄一/坪井組LEXUS RC F GT3が今季2勝目で
LEXUSが両クラス制覇

 SUPER GT第7戦の決勝レースがタイのチャン・インターナショナル・サーキットで行われ、平川亮/ニック・キャシディ組のKeePer TOM’S LC500 37号車がポール・トゥ・ウインで今季2勝目。ドライバーズランキングでも首位に浮上し、最終戦に臨むこととなった。
 
 大嶋和也/アンドレア・カルダレッリ組 WAKO’S 4CR LC500 6号車が2位で続き、LEXUS LC500がワン・ツー・フィニッシュ。トップ6中5台をLEXUS LC500が占めた。
 
 GT300クラスでは中山雄一/坪井翔組 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 51号車がこちらも今季2勝目を挙げ、LEXUSが両クラスを制した。

 10月7日(土)、8日(日)の両日、タイの東北部ブリーラムに位置するチャン・インターナショナル・サーキットで、SUPER GT第7戦「Chang SUPER GT RACE」が開催された。
 
 8月末に行われた前戦鈴鹿1000kmから1カ月あまり。SUPER GTはシリーズ唯一の海外遠征戦となる第7戦タイを迎えた。
 
 今年で4年目を迎えるタイラウンド。昨年も同じ10月第7戦としての開催だったが、昨年は中止となったオートポリスラウンドの代替戦が最終戦もてぎで行われた関係で、フルウエイトハンデで実施された。今年は予定通り最終戦のひとつ前ということで、ウエイトハンデはこれまでの半分、獲得ポイント×1kgで戦われる。

ポール・トゥ・ウィンで今季2勝目を挙げたKeePer TOM'S LC500
ポール・トゥ・ウィンで今季2勝目を挙げたKeePer TOM’S LC500

 
 今季新たに導入された新型車両 LEXUS LC500はシーズン序盤圧倒的な速さを見せ、開幕から4連勝を飾ったが、ウエイトハンデが厳しくなった第5,第6戦では苦戦。ドライバーズタイトル争いでも首位の座を奪われることとなったが、2位以降に5台が続き、残り2戦での逆転を目指しタイラウンドに臨んだ。
 
 LEXUS LC500参戦初年度でのタイトル獲得へ向け、まずはウエイトハンデ半減の今大会、LEXUS勢の逆襲が期待された。

◆予選◆

 7日(土)タイ・ブリーラムのチャン・インターナショナル・サーキットは、朝から降ったり止んだりの不安定な天候。午前中のフリー走行時には一旦ドライになったものの、その後猛烈なスコールに見舞われ、午後3時からの予選は、雨が止んで乾いていくという、難しいコンディションで行われることとなった。
 
 GT300クラスのQ1を経て、ライン上はやや乾き始めているが、コースの一部にはまだ川のような水が残っている状況で、午後3時20分よりGT500クラスのQ1(15分)開始。いつもであれば、セッション中盤まで誰もコースインせずに待機するが、今回はまたいつ雨が降り出すか分からない状況もあり、全車セッション開始とともにウエットタイヤで一斉にコースへ向かった。
 
 周回を重ねるごとに路面が向上し、タイムも上がっていくなか、8周目にヘイキ・コバライネンのDENSO KOBELCO SARD LC500 1号車が好タイムで2番手に浮上。カルダレッリの駆る6号車が3番手。キャシディの37号車が6番手。石浦宏明の駆るZENT CERUMO LC500 38号車がトップから1秒以内ながらぎりぎり8番手に滑り込んだ。


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