公式予選Q2 10月7日(土)15:45~15:57

 インターバルに再び雨が降るも、今度はそう路面は濡らさず。中にはドライタイヤでスタートしたドライバーもいたが、さすがにそれはギャンブルに終わったようで、ほぼ全員がタイヤを変えにピットに戻ってくる。Q2担当の久保選手が履いたのは、もちろんウエットタイヤ。

 また雨が降ってくるか分からないから、早めのアタックを仕掛けようという算段だ。

 ところが、その最初のアタック中にコースアウトした車両があって、久保選手は一瞬アクセルを戻さざるを得ず。それでも1分40秒940が出ていただけに、まだまだタイムアップは可能だと思われた。

 しかし、必死にタイヤを冷やし、ラストアタックをかけた久保選手だが、1分42秒009を出すに留まり、最初のアタックが自己ベストに。それでも『#31 TOYOTA PRIUS apr GT』は10番手。5列目からのスタートであれば、展開や天候次第によって十分に入賞が狙えるはずだ。

嵯峨宏紀選手

「タイでは初めてのウエットコンディションだったが、アタック自体はそこそこうまく行ったんですけれど、路面のμが低いからなのか原因は分かりませんが、最後までグリップが来ませんでした。あらためてまわりの状況を見ると途中でピット入っていたので、僕も途中でNEWタイヤを入れても良かったんじゃないか、とは思いました」

「これだけ晴れていったら、日本の路面なら路面はどんどん良くなっていたはずなので、そのあたりに判断ミスがあったのかもしれません。決勝に向けてドライコンディションの感触は悪くないので期待できます。」

久保凛太郎選手

「公式練習ではドライだけ走ったので、予選で初めてウエットタイヤを履いたんですが、最初のアタック中に飛び出して戻ってきたクルマがあり僕のラインと重なりそうになったので、アクセルを抜いた周が結局ベストタイムになってしまった」

「その後、もう一度アタックしたんですが、セクター1、セクター2まで良かったけれど、セクター3でリヤタイヤがオーバーヒートしてしまったので、そこから2周半ぐらい、とにかく冷やしに冷やして、もう一回行ったんですが、タイヤのピークはもうなくてました」

「もっとちゃんと1周目を決めなければいけなかったんですが、手探りのアタックになってしまったことは反省しています。今回、しっかりポイント獲って帰れるようであれば、最終戦のもてぎは面白くなるでしょうから、まずはこのタイのレースを頑張ります。言い訳ばかりで、すいません。」

金曽裕人監督

「凛太郎は、いちばん美味しいタイミングで引っかかっちゃいました。1周に集中して行かなきゃいけなかったんですけど、タイミング悪かった。もうちょっと予選のやり方を勉強してもらわないといけないですね。思いのほかロスしているから、本当は上位に行けるはずだったので残念」

「逆に宏紀は手探りでも、きれいにQ1を突破しているだけに、そこは格と経験の違いという感じですかね。まぁ、決勝の作戦はできていますので、5列目でも大丈夫です。決勝の追い上げに期待してください!」

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