■Q2

 GT500クラスの予選Q1を挟んで、14時45分に予選Q2がスタート。各車とも続々とコースインしていったが、マネパ ランボルギーニはマシントラブルか、序盤はピットから動けず。セッション残り8分を切ったところで、ようやくコースへ向かった。

 チェッカーまで5分を切ると、各チームとも本格的なアタックへ。すると、ARTA BMWを操る高木真一が1分46秒300のレコードタイムを叩き出し、トップに躍り出る。2番手にはVivaC 86 MC、3番手にD’station Porscheが続いていく。

 LEON SLSは2番手に浮上するも1分46秒351でARTA BMWに届かず。すると、その後方からアタックをしていた初音ミクAMGの片岡龍也が全セクターでベストタイムを塗り替える驚異的なアタックを披露。1分46秒076までコースレコードを縮め、トップに浮上した。

 初音ミクAMGの後ろでアタックラップに入っていたJMS RC Fは片岡のタイムを更新できないと判断したか、コントロールラインを通過することなくピットへ。この結果、初音ミクAMGが今シーズン2度目のポールポジションを手にすると同時に、PPポイント1点を獲得。ポイントランキングでのリードを10点まで広げることに成功した。

 また、Q2アタッカーを担当した片岡にとっては、これがGTキャリア初ポールとなった。

「GT人生初ポールなので嬉しいです」と片岡。

「Q1で谷口(信輝)選手がだいぶ(ライバルを)ちぎってきてしまったので、プレッシャーになりましたけど、ポールポジションを獲れて良かったです」

 2番手はARTA BMW、3番手はLEON SLS、4番手にはマザーシャシーのVivaC 86が食い込んだ。ランキング2位につけるJMS RC Fは8番手だった。

 スーパーGT第8戦の決勝レースは12日(日)の13時30分にスタート。通常レースより距離が短い250kmでの争いとなる。

本日のレースクイーン

優羽ゆうは
2025年 / スーパー耐久
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