
そんなTS010は、1993年までル・マン24時間を戦った後、94年からJGTCに登場したスープラGTにさまざまなパーツが移植された。いわばトヨタGTカーの起源の1台ともなったマシンと言える。
さらに、今回デモランは行われないが、TS010の後にル・マンに挑戦したトヨタTS020も展示されることになった。こちらもファンにとっては見逃せないマシンの一台だろう。鬼才アンドレ・デ・コルタンツがデザインした流麗なボディをお見逃しなく。
イベントの詳細は下記のとおりだ。チケット情報等は鈴鹿サーキットホームページ(http://www.suzukacircuit.jp/supergt_s/)まで。

8月27日(土)・28日(日)の両日、グランドスタンド手前のイベント広場「GPスクエア」の特設会場にて、マシン展示を行う。
■日程:8月27日(土)・28日(日)
■場所:GPスクエア特設会場
■車両:
トヨタTS010
トヨタTS020
ESSO Ultraflo スープラ
「トヨタGT伝統の系譜」 デモラン
午後6時30分から行われる前夜祭イベントにおいて、鈴鹿サーキット東コースを当時のままのエンジン音を響かせて疾走する。
■日時:8月27日(土) 18:30〜
■場所:国際レーシングコース 東コース
■車両:
トヨタTS010
ESSO Ultraflo スープラ
■ゲストドライバー:未定
