■性能調整は開幕に向け調整へ
 そんな中でNSXコンセプト-GTについて気になるのは、今後の性能調整だ。ハイブリッド重量分は軽減されたとしても、レーシングカーにとってミッドシップはFRよりも有利にあるというのは定説だ。ほかのFRレイアウトの2車との間でどんな調整が施されるのか。

 GTアソシエイションによれば、詳細な調整値はまだ決定はしていないとのこと。今後、14年の時と同じように走行等で得られたデータを精査しつつ、開幕までには調整値が決定することになるという。

 今回のハイブリッド非搭載決定は、ホンダにとってはミッドシップ+ハイブリッドという機構をもつ市販車のイメージとの関連として手痛い部分もある。性能調整によりパフォーマンスが著しく上がることはないと思われるが、ハイブリッド非搭載により生まれるメリットを武器に、マイナスイメージを結果で払拭するしかない。

「昨年はSUGOでの1勝に留まりましたが、2016年は体制も新たに攻めの年にしたいと思っております。今年は3年目のNSXコンセプト-GTにとって正念場の年となると考えており、弱点を克服すべくチーム一丸となって開発を進めてまいります」と松本リーダ−は力強く宣言した。

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