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スーパーGT ニュース

投稿日: 2016.07.24 18:02
更新日: 2016.07.24 18:41

GT500:把握しきれないほど連発した好バトル。KONDO GT-Rが大逆転で今季初V

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スーパーGT | GT500:把握しきれないほど連発した好バトル。KONDO GT-Rが大逆転で今季初V

2016スーパーGT第4戦SUGO トップ争いを繰り広げるKEIHIN NSX CONCEPT-GTとZENT CERUMO RC F
2016スーパーGT第4戦SUGO トップ争いを繰り広げるKEIHIN NSX CONCEPT-GTとZENT CERUMO RC F

 トップに立った小暮は、GT300の混走の隙を突かれZENT CERUMO RC Fの石浦宏明に一瞬インを突かれるが、ギリギリのところでブロックし順位を守りきった。

 一方、3位以下の順位も大きな動きを見せる。au TOM’S RC Fはシーズン中のモノコック交換を行ったため10秒ストップのペナルティを受けて順位を下げ、4番手にRAYBRIG NSX CONCEPT-GTが上がる。

 だが、RAYBRIGは12周目のレインボーコーナーでDENSO KOBELCO SARD RC Fのヘイキ・コバライネンにパスされ、その後は一気にペースダウン。タイヤのピックアップなどがあったようで、1周あたり5秒近く遅くなってしまい、後続のライバルに続々と抜かれていってしまった。

 トップ争いにも波乱が起きる。16周目の馬の背コーナーで石浦がインに飛び込んだところを小暮がブロックした時に2台が接触。小暮はスピンを喫し、13番手まで後退してしまった。これでトップはZENT RC Fとなったが、2番手まで浮上したDENSO RC Fのコバライネンが好ペースで接近。GT300との混走もうまく使い、23周目の1コーナーでトップに浮上。その後も後続とのペースを広げ、自身のGTでの初優勝に向けて周回を重ねた。

 レースも中盤に入ろうとした26周目、マッハ車検MC86が最終コーナーでスピン。グラベルにマシンを止めてしまったため、セーフティカー(SC)が導入された。昨年のSUGOでは、SC中に各車が一斉にピットインし大混乱となったが、今年はルールでSC中のピット作業は禁止となっている。しかし、27周目でドライバー交替ができるレース全体の3分の1を経過したため、30周終わりでレースが再開されると、6番手走行のフォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rを始め、4台のマシンがピットイン。ここでフォーラムエンジニアリングはタイヤ無交換作戦を選択し、これが後半に向けて大きなアドバンテージを得ることになる。

 一方、トップ争いはSCで差がなくなり、DENSO RC Fの後方には14番手からスタートしたWedsSport RC Fの関口雄飛が接近。どのコーナーでも積極的に並びかけ、ストレートエンドではブレーキング勝負で飛び込んでいくが、勝負どころを心得ているコバライネンは最終コーナ一の立ち上がりからストレートでイン側を徹底して譲らず応戦。アウトから並びかける関口とのサイド・バイ・サイドのバトルが何度も続く白熱した展開となった。


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