さらにサーキットを訪れたファンには「岡山はあまり知らない土地だし、都会じゃないということくらいしかまだわかっていないけど、たくさんのファンが来てくれてとてもファンタスティックだ。開幕戦でも応援してもらえるよう頑張ります。アリガトウゴザイマシタ!」と、最後は日本語で締めた。

 同じF1で優勝経験があるDENSO KOBELCO SARD LC500のヘイキ・コバライネンがスーパーGTで安定して上位を走れるようになったのは2シーズン目。世界のどのカテゴリーとも似ても似つかない日本のスーパーGTの特殊性は、たとえ世界トップのドライバーであろうと簡単に馴染めるものではない。

「やっぱり、GTマシンはフォーミュラカーとは違いますので、ある程度、我慢して走ってもらわなければならない部分が出てきます。そのあたりは本人もそれを理解しながら走れたんじゃないかなと感じます。特に、フォーミュラに乗っていたドライバーは、パッとセットアップされたクルマに乗るというのは、やっぱり満足できない部分が出てくる。そこはもう、チームのエンジニアと結構、やり合いながら進めています」と話すのはホンダ佐伯GTプロジェクトリーダー

「これがハコ車のレース、日本のGTレースというのは初日に4時間乗ったので、だいぶ理解してもらえたんじゃないかなと思いますし、自分のポジションも見えたと思うので、レースになっても期待できると思います」と佐伯GTプロジェクトリーダーは続ける。

 2日目を終えて、RAYBRIGは総合2番手のタイムをマークすることになった。山本も「これまで他メーカーがスピードがある、特にレクサスが手強いと思っていたんですけど、NSXがリザルトの上位に来ることが多かったので、うれしい驚きがありました。クルマのフィーリングも良くなっている部分もあるので、今回のリザルトが本当ならば、開幕戦に向けてポジティブになれますね」と、手応えを感じている様子。

 バトンの可能性を信じて、貴重なテストの1日を任せたRAYBRIGのチームと山本尚貴。今回のテストメニューが英断となるかどうかは、開幕戦の結果を見なければ判断はできないが、ひとまず、このコンビが開幕戦でもっとも注目を浴びることはたしかだろう。

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