■GT500はスーパーGT用とクラス1用のパーツを使用へ

 つまり、スーパーGTのシリーズ戦では、今まで同様に各メーカーがデザインライン下部で空力開発が可能となる。ただ2020年以降DTM車両と戦うレースでは、18年にDTM車両が取り入れるシンプルな空力処理のパーツを装着しなければならないということだ。またこれはエンジンについても同様で、GT500も開発が凍結されたものを使用しなければならない。

 また、坂東代表はオートスポーツの取材に対し、2019年にDTMとGT500による交流戦を「年に2戦」開催する考えであることを明かした。場所は富士もしくは鈴鹿、そしてドイツではホッケンハイムが有力。時季はシーズン開幕前後の可能性が高いが、細かい内容は「まだ話をしていない」という。

 そしてGT500では19年も現行規定を維持した上で、この車両がそのままエキジビションの交流戦に用いられるが、2020年からGT500では、“スーパーGT用の空力/エンジン”と“交流戦・ファイナル用の空力/エンジン”を用意、換装する必要が出てくる。

 なおこの2019年の交流戦に向けて、ミッドシップレイアウトを採用するホンダNSX-GTについては、「クラス1規定はあくまでFRだが、性能調整をGTAが行い、スーパーGT規則の車両として参加を可能とするようだが、2020年に“ファイナル”が開催されたときは、FR車両の開発が必要になるかもしれない」と坂東代表。

 2017年の両シリーズのデモランに続き、いよいよ具体化しはじめたGT500×DTMの“クラス1”。レクサス、ニッサン、ホンダ、アウディ、BMWという5社がそろうレースを目にする日が近づき始めた。

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