■Q1:ヘイキがまさかのQ1突破ならず
7日(土)雨は上がっていたが、どんよりした雲が覆い尽くし、いつ雨が降り出してもおかしくない空模様。気温9度/路面温度15度と冷えた難しいコンディションとなったQ1。雨がQ1セッション終わり頃に強く降るという気象予報で、いつもよりも早めのコースインとなったヘイキ。
公式練習走行の結果とこの寒いコンディション、天候の推移を見ながらソフト系タイヤを選択して臨んだQ1。ソフト系でもタイヤの温まりに時間がかかる低温のコンディション。タイヤを痛めないように慎重にタイミングを図って徐々にペースを上げていったヘイキだが、丁度ベストタイムを刻むのに良い周に別のクルマに詰まってしまう不運。
各車セクタータイムが更新されていく中、ギャップを空けてクールダウンラップの後に再び8周目に全身全霊を尽くしてラストチャンスのアタックに入ったヘイキはセクター1で自己ベストを更新。セクター2もほぼ自己ベストペースで駆け抜けたが既にタイヤのピークが来てしまう。
T9パイパーコーナー出口で僅かにリアが出てしまいタイムロス。セクター3も自己ベストを更新していったがベストラップ更新とはならず。まさかのQ1突破ならずの15位となった。
■ウォームアップ走行
8日(日)スタート直前の20分間のウォームアップ走行は、気温11度/路面温度22度と寒さの残る晴れでドライコンディションの中、まずスタートドライバーを努めるヘイキがコースイン。
決勝セットの確認と2ndスティント用タイヤのベディングなどを実施。7周を終えピットワークのシミュレーションを兼ねてピットイン。その後、可夢偉が6周の確認走行をして決勝への準備を終えた。