レース情報
予選(5月3日)
天気:晴れ(予選時) コース状況:ドライ
気温:21度 路温:34度(14時45分)
湿度:46%(14時45分)
予選開始:15時15分(GT500クラス)
SUPER GT 第2戦は国内最大級の観衆が詰めかけるゴールデンウイーク恒例の富士スピードウェイ戦。レース距離は通常より長い500kmである。LEXUS TEAM LEMANS WAKO’Sにとっては、チームの頭脳であった山田健二エンジニアの急逝という悲しみを乗り越えての臨戦となった。
大嶋和也とフェリックス・ローゼンクヴィストのコンビが駆る#6 WAKO’S 4CR LC500は開幕戦の4位入賞でドライバーズポイント「8」を得たため、規定によって今回の富士戦では8×2=16kgのウエイトハンデを搭載して走ることになる。
開幕前の合同テストでも好感触だった富士での戦い、これくらいのハンデならば表彰台、そして優勝を狙うことも充分に可能だろう。まずは予選で、少しでも前のスターティンググリッドを確保したい。
#6 WAKO’S 4CR LC500
予選結果:2位
(予選ベストタイム:1分28秒074/大嶋選手)
予選日は濃霧によってタイムスケジュール等が大幅な変更を受け、予選方式も2段階ノックアウトではなく、20分間の通常計時1セッションとなった。なお、山田エンジニアに代わり今回からセットアップの主軸となるのは、山田エンジニアと同じく日本レース界きっての名匠・田中耕太郎エンジニアだ。
予選開始時には晴れて、路面もドライコンディションに。2セットのタイヤが使える予選、#6 WAKO’S 4CR LC500のアタッカーは大嶋が務める。最初のタイヤで1分28秒695をマークした大嶋は、ひとまず暫定4番手につけた。
そして2セット目のタイヤでのアタックで1分28秒074へとタイムを詰める。しかし、0.170秒差でポールポジションには届かず。2番手スタートからの逆転優勝に向け、チームは照準を再セットする。