決勝(5月4日)
天気:晴れ コース状況:ドライ
気温:18度 路温:36度(スタート前)
湿度:22%(スタート前)
決勝パレードラップ開始:14時40分
決勝レース周回数:110周
#6 WAKO’S 4CR LC500
大嶋和也選手&フェリックス・ローゼンクヴィスト選手
決勝結果:5位
(所要時間:2時間52分37秒374/ベストラップ:1分31秒316=大嶋選手)
決勝日は朝から好天。5万5000人の観衆が見守るなかでの決勝レーススタート、#6 WAKO’S 4CR LC500のステアリングを握るのは大嶋だ。今回のレースはドライバー交代を伴うピットストップ2回以上が規則で義務付けられているので、最初と最後のスティントを大嶋が受け持ち、中盤のスティントをローゼンクヴィストがつなぐ、そういったドライバーローテーションでチームは500kmの長丁場を戦うことになる。
1~2周目、大嶋を含むGT500クラス上位陣のなかで幾度かの順位変動が起きる。その結果、大嶋は5番手まで下がることにはなったが、その後は着実な走りでそのポジションをキープし、33周目の最初のピットストップまでトップから約10秒の圏内を走り続けた。
ローゼンクヴィストに代わった中盤スティントは、5番手ほぼ単独走行に。だが、3~4番手のマシンとの差を次第に詰め、73周目を終えてピットへ。ここでクルーは素晴らしい作業を展開し、1周前にピットインしていた36号車の前に出ることに成功した。
さらに1周後にピットインした38号車がコースに戻ってきたのち、大嶋がこれをオーバーテイク、3番手への浮上を果たす。しかし数周後、38号車に逆転を許すことになり4番手へと後退。
さらに36号車にも迫られる厳しい展開に。大嶋は懸命に防戦したが、終盤108周目に先行され、今回は5位入賞でのゴールということになった。次戦は鈴鹿が舞台。同週の海外レースに参戦するローゼンクヴィストが欠場となるため、チームはジェームス・ロシターを助っ人に迎え入れて戦う。
