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スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.05.08 16:16

arto-PANTHER TEAM THAILAND スーパーGT第2戦富士 レースレポート

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スーパーGT | arto-PANTHER TEAM THAILAND スーパーGT第2戦富士 レースレポート

2018 SUPER GT RACE REPORT

第2戦 富士スピードウェイ
 アット-パンサーチームタイランドは、5月3日~4日、静岡県・富士スピードウェイで開催された2018 SUPER GTシリーズ第2戦に参戦した。今季新たに導入したLEXUS RC F GT3での2戦目。ドライバーはナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ(Nattavude Charoensukhawatana)とナタポン・ホートンカム(Nattapong Hortongkum)です。

■公式予選

 4月16日から17日鈴鹿サーキットで開催されたGTA合同テストは、ニュルブルクリンク24時間レース予選に出場するため欠席、LEXUS RC F GT3での走行は前回の岡山ラウンド以来。富士スピードウェイを走行するのは3月24日から25日の合同テスト以来のことです。

 富士スピードウェイでの合同テストでRC Fを走らせた2人のドライバーは、その操縦性に満足し、本番に向けては決勝レースを重視したタイヤを選択して持ち込むことを決め、レースウィークに最終的なセッティングを行うこととなっていました。

 ところがレースウィークは悪天候となり午前中に予定されていたフリー走行セッションがキャンセルとなったため、予定を大幅に変更する必要が生じました。午後、天候回復を待って予選セッションの前に30分間の練習走行セッションが設けられたので、ジャルーンスルカワッタナが乗りセッティングを行いましたが時間が足りず、結局ホートンカムが走行を行うことができないままセッションは終わってしまいました。

 チームとしては今年になって速さを増してきたホートンカムに予選タイムアタックを任せることにしていたので、ホートンカムは練習走行をすることなく20分間の予選セッションに臨むことになりました。結局ホートンカムは10周を走り1分39秒318を記録し予選27位となりました。

■RACE

 決勝日は快晴となりました。チームとしては長い500kmレースとなる今回、予選順位よりも決勝レースでの安定したペースをテーマに闘う予定でした。まずはスタートはホートンカムが務め、ミディアムソフトタイヤを装着してスターティンググリッドにつき、最初のスティントでできるだけ周回数を稼ぐ作戦です。

 スタートでホートンカムはポジションを3つ上げてレースを始めました。その後ホートンカムは1分40秒台のペースで周回を続け、徐々に順位を上げていきました。ライバル車が最初のドライバー交代のためピットインを始める中、ホートンカムは走行を続行、見かけ上の順位は上がっていきました。


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