DENSO可夢偉は最終ラップを独走すると、トップでチェッカー。今季からGT500にシリーズ参戦する可夢偉にとって、スーパーGT初優勝を初めて走行するタイで獲得することになった。2位には前半に苛烈な追い上げを見せ、後半にはトップ争いを展開したWAKO’Sが入った。

 3位にWedsSport、4位にZENT、ポールポジションスタートのMOTUL NSX-GTは5位でゴール。スコールの影響でホンダNSXが席巻した予選から一転、トップ4台をレクサス勢が占めるという結果になった。

 一方、終盤に鬼神のごとき走りを見せ、DENSOからトップを奪わんとしたau関口は最終ラップを走り切ることができずコース脇にマシンを止めてそのレースを終えた。マシンを降りて、コースサイドに座り込む関口。下を向いたままの関口姿に、なんとも言葉では表現できない悔しさが滲んでいた。

 注目のドライバーズランキングは、ランキングリーダーとしてタイに乗り込んだRAYBRIGは序盤から上位争いに食い込むことができず11番手。タイ戦の前にランキング2位だったMOTUL GT-Rはタイヤ無交換作戦に懸けるも12番手に終わり、両者ノーポイントに。

 また、昨年のタイ戦のウイナーでチャンピオンマシンであるKeePerは長引いたピット作業が尾を引きながらも、8位フィニッシュ。そしてARTA NSX-GTはレース中盤にマシンをピットに戻し、レースを終えている。

 スコールに翻弄された予選とはうってかわり、決勝レースは最後まで快晴のドライコンディションで行われ、予選とはまったく異なる勢力図となった。ピット作業でのタイムロスや、最終的にはマシントラブルが明暗を分けることになったものの、スタートからラスト2周まで、トップだけでなく中団以降もオーバーテイク&バトル満載の緊張感溢れるレースとなった。

 ドライバーズランキングもこのタイで優勝したDENSOがトップながら、3メーカーが拮抗。どのメーカーにもチャンピオンの可能性が大きく残る展開となった。次戦第5戦は8月4〜5日、富士スピードウェイで開催される。

スーパーGTで初優勝を飾ったDENSO KOBELCO SARD LC500の小林可夢偉。チームメイトのヘイキ・コバライネンと喜びを分かち合う

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