全車がピットインを終えドライバー交換を終えたところで、トップはDENSOの小林可夢偉、WAKO’Sの大嶋和也、3番手にZENTの石浦宏明が続く。

 DENSOとWAKO’Sは前半スティントに続き、ピットアウト後から激しいトップ争いを繰り広げた。1秒差以内の完全にテール・トゥ・ノーズで周回を重ねる2台。DENSOが37周目、WAKO’Sが36周目と両車ともにピットのタイミングはほぼ同じでタイヤも同じブリヂストンと、条件はほぼ互角。

 WAKO’Sは何度かDENSOに並びかかる動きを見せるも、DENSOの可夢偉が巧みにブロックする。

 この2台が優勝争いを展開するその後ろで、レース終盤にauの関口雄飛が猛烈な追い上げを見せた。3番手にまで浮上したau TOM’S LC500は、トップの2台より1秒近く速いファステストラップをたたき出しながら上位2台を追う。一時は7秒以上あった差は、54周目終了時点で約3.5秒にまで縮まった。

 56周目にはGT300クラスとの交錯によりDENSOとWAKO’Sが超接近。その間にauがトップ2台に急接近すると、auの関口は一気にWAKO’Sをオーバーテイク。ついにauが2番手にポジションを上げた。

 残り10周、DENSO可夢偉とau関口は激しいトップ争いを展開する。DENSO可夢偉は何度かコースオフするほど限界の走りを見せながら、GT300クラスの車両を間に挟むなどGT500ルーキーらしからぬ技を見せながらau関口の追い上げをかわし続ける。au関口は何度かストレートでスリップストリームを使いサイドに並ぶも、オーバーテイクには至らない。

 DENSO可夢偉とau関口によるふたりのトップ戦いは、このレースのクライマックスとなった……が、最後はまさかの幕切れとなる。

 レース残り2周、au関口が唐突にその勢いをなくしてペースダウン。トップのDENSOとの差が開いたかと思うと、ファイナルラップに入ったタイミングで明らかなスローダウン。その後、マシンを左右に振る挙動を見せ、ガス欠によるスローダウンが判明する。2番手のポジションは3番手走行中だったWAKO’Sにあっさりと交わされてしまう。

レース終盤に緊迫したトップバトルを見せたDENSO小林可夢偉とau関口雄飛

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