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スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.08.06 13:58

ニッサン 2018スーパーGT第5戦富士 レースレポート

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スーパーGT | ニッサン 2018スーパーGT第5戦富士 レースレポート

 第2スティントでトップの座を#12 GT-Rに明け渡した#23 GT-Rは、#36 LC500との2位争いを展開。安定したペースを保つことができずにコース上で逆転を許すも、ピット作業でふたたび前に出るというレース展開が続きました。
 
 その後はタイヤの消耗も大きく、他よりもタイヤ交換を1回多く行うことになり、表彰台争いから後退。それでも最終スティントのクインタレッリがレース終盤の153周目に全体のファステストラップを塗り替える猛チャージを見せて、9位フィニッシュ。ポイント獲得を果たしました。

 序盤に首位争いに加わっていた#24 GT-Rは、タイヤのグリップ低下もあり順位を下げるも、ポイント圏内を走行。他のマシンがトラブルやアクシデントに見舞われるなか、安定した走りでコンスタントに周回を重ねた結果、日産勢最上位となる6位入賞で6ポイントを獲得しました。

 予選4位の#3 GT-Rはコースオフにより順位を下げ、中団の中でペースアップが難しいレースとなりました。最終的にはミッショントラブルに見舞われ、139周目にガレージイン。そのままレースを終えることとなりました。

高星明誠 (#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R/決勝6位)

「レースがスタートしてすぐは23号車についていけてチャンスがあるなと思っていたのですが、思っていたよりもタイヤの消耗が激しく、攻めの走りというよりも守りの走りをせざるを得ませんでした」

「悔しいレースになりましたが、次戦のSUGOはヨコハマタイヤとの相性もいいサーキットなので、気持ちを切り替えて頑張りたいと思います」

ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ (#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R/決勝6位)

「予選2位からのスタートでしたから、表彰台は行けると思っていたし優勝争いを目指していました。その目標からすると残念な結果ですが、自分たちができることを最大限やり遂げたレースです」

「その点では、ポイントも獲得できてポジティブな部分もありました。次のSUGOは条件もいいですし、優勝を狙って頑張ります」

GAINER TANAX triple a GT-R
GAINER TANAX triple a GT-R

GAINER TANAX triple a GT-Rが8位入賞

 前日の予選で3位となりポディウムフィニッシュも期待された#10 GAINER TANAX triple a GT-R(星野一樹/吉田広樹)は、前半はスタートドライバーの吉田が軽快なラップを刻み、序盤のうちに上位陣をパスして2位を走行。星野へとステアリングを渡し、ふたたび吉田に交代するルーティンを繰り返し、3位~5位の上位ポジションを常にキープしながら上位進出の機会を伺いました。
 
 ところが、レースが2/3を消化しようとする112周目、前走車と6位を巡ってバトルを展開しながら#10 GT-Rがレクサスコーナーに進入すると、前走車と接触したGT300マシンが#10 GT-Rの目の前でスピンして停車。ドライブしていた星野は、とっさの対応でスピン車両の手前でストップしました。
 
 接触はなくマシンへのダメージは免れたものの、その後停車中の2台の両脇を後続車がパスして行き、#10 GT-Rは10位へとポジションダウンを強いられることとなりました。
 
 最終のピットストップを終えた後は9位を走行しましたが、レースフィニッシュ間際に8位に順位をあげ、選手権ポイント4を手にしました。


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