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スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.08.07 08:47
更新日: 2018.08.06 18:54

LEXUS GAZOO Racing 2018スーパーGT第5戦富士 レースレポート

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スーパーGT | LEXUS GAZOO Racing 2018スーパーGT第5戦富士 レースレポート

 GT300クラスでは、4回のドライバー交代義務を逆手に取る作戦で、60号車と96号車が1周目を終えた時点でピットイン。最後尾から追い上げを開始しました。一方、11番手からスタートを切った31号車は、スタートを担当した平手が目覚ましい追い上げを見せ、13周目には3ワイドでのバトルを制して5位へとポジションアップ。その後は2スティントを1セットのタイヤで走る作戦で、嵯峨がトップ5圏をキープ。最後にピットで3位に浮上してバトンを受け取った平手が3位でチェッカー。今季3度目となる表彰台を獲得し、ランキング2位の座を守りました。

 96号車は10位でチェッカーを受けポイント獲得。35号車も16位でチェッカーを受けました。60号車は18周目にトラブルによりリタイア。30号車は1周目のヘアピンで他車と接触。足回りにダメージを負い、リタイアに終わりました。

au TOM’S LC500 36号車 ドライバー 中嶋一貴

「今大会は我々にとっては勝たなくてはいけないレース、勝たなければ今シーズンが終わってしまうと言う覚悟で臨みました。それだけに、勝ててほっとしています。他チームのトラブルという、ツキもあったと思いますが、我々も今季はあまり恵まれておらず、特に(関口)雄飛はツキがなかったので、このコンビになってやっと勝てて良かったなと思っています」

「パフォーマンス的にはライバルに遜色なかったですし、部分的にはこちらの方が良い部分もあったと思いますが、展開的に厳しい戦いとなる中で、リスクをある程度取りながらも、長いレースをノーダメージで最後まで走り切ったご褒美というか、そういう結果ではないかと思っています。トムスとして初のワン・ツーフィニッシュを飾れたというのも最高にうれしいです」

au TOM’S LC500 36号車 ドライバー 関口雄飛

「前戦タイでの悔しいレースの後だけに、なおさら優勝はうれしいです。僕が最終スティントに乗るときにはまだ1位ではなかったのですが、ソフトタイヤで行くと決め、諦めていませんでした。このチームに移籍して初の表彰台が初優勝ということで、もう第5戦目になってやっと結果が出せてちょっとほっとしています」

「最後はブレーキが厳しいと言われており、そんななかでチームメイトの1号車が後ろに来ていたのをコントロールしながら、すごく気を遣いながらの走りでした。トムスで初めてのワン・ツーと聞いたので、チームとしても素晴らしい日になったのかなと思います」

KeePer TOM’S LC500 1号車 ドライバー 平川亮

「燃料リストリクターとウエイトハンデが厳しいなか、昨日は上手くQ1を突破でき、7番手からのスタートということで、昨日の時点では4位くらいを目標にしていました。今朝のウォームアップ走行で結構良い感触で、レースを走り始めてからもペースが良く、どんどん追い上げることができました」

「何度もバックマーカーに引っかかってタイムロスしたのが悔しいですが。トムスで初めてのワン・ツーということで、ピットでも頑張ってくれたチームのおかげだと思っています」

「ランキング首位にはなりましたが、ハンデが半分になる第7戦オートポリスでのことも考えながら次戦SUGOは戦わなくてはならないのかなと思っています。ただ、ライバルとはまだそれほど差はありませんし、今回の36号車のように、1戦で一気に上位に来たりするので、まだまだ気は緩められません」

KeePer TOM’S LC500 1号車 ドライバー ニック・キャシディ

「燃料リストリクターとウエイトハンデが重いなか、周回遅れにならなかっただけでも奇跡と言えるほどで、ライバルよりも最高速でずいぶん劣るなか、800kmという長丁場を戦って、あの僅差でフィニッシュできたという意味でも、良いレースができたと思います」

「ライバルは特にストレートで、カテゴリーが違うのではないかと思うほど速かったのですが、そのなかでも力強いレースができました。トムスのワン・ツーはうれしいですが、勝てる可能性もあっただけに少し悔しいです」

au TOM’S LC500
au TOM’S LC500


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