レースは500クラスの上位陣が58ラップから59ラップにかけて2回目のピットイン。しかもこの時点で2位を快走していた12号車がマシントラブルで火災が発生。戦線離脱を余儀なくされてしまう。19号車WedsSport ADVAN RC Fは運も味方に付け5位にポジションを回復。レースは折り返し地点に差し掛かった76ラップ目には300クラスのマシンがコース上に止まってしまい、FROが介入。
そして88ラップ目には300クラスのマシンが単独で激しくクラッシュし、マシン後部を大破。このクラッシュによりSCボードが提示され、レースは仕切り直しに。前後のライバルとのマージンはなくなるが、大きく順位が動くことはなく、レースを展開し、115ラップ目に5位で3回目のピットイン。
関口選手に19号車WedsSport ADVAN RC Fのバトンが渡された。ライバルのピットインのタイミングで順位を入れ替えるが、500クラスのピット作業が終わったころには6位にポジションを置きレースを展開。レースは終盤に向けて展開されるが上位陣は36号車をトップに38号車、46号車、6号車5位の19号車とLEXUS陣営が締める図式となった。
関口選手は、前を行く6号車をプッシュし続け、少しずつ差を縮める快走を見せるが、大きくレースが動くことはなく、142ラップ目に最後のピットイン。ゴールを目指して再び国本選手が走り出した。この時点で、首位を走るのは、トップが38号車,
続いて36号車、46号車、6号車、1号車、19号車という図式。19号車WedsSport ADVAN RC Fは、1号車を追うレース展開となるが、ペースは19号車が少し勝るが、なかなか1号車に追いつけず歯がゆいレースが続き、このままゴールを迎えるかと予想された170ラップ目には雨が振りだした。荒れた路面をたたく雨は、かなりスリッピーであるのは間違いないが、あと3ラップでレースはゴールを迎える。
今更ピットに入る他のマシンはなかった。19号車WedsSport ADVAN RC Fを操る国本選手も、スリッピーな路面に苦戦しながらも走り続け、173ラップ目にゴールを迎えると思った矢先、前を行く1号車が突然、130R手前のコース脇にマシンを止めた(ガス欠)これにより、最後の最後でポジションを5位にあげゴールを迎え、真夏のサバイバルレースの幕を閉じた。
今回のレースで、連続獲得ポイントを15戦に伸ばし、後半戦に向けて勢いをつけた一戦となった。
