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スーパーGT ニュース

投稿日: 2019.07.10 12:00
更新日: 2019.07.10 12:03

LEXUS TEAM WedsSport BANDOH 2019スーパーGT第4戦タイ レースレポート

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スーパーGT | LEXUS TEAM WedsSport BANDOH 2019スーパーGT第4戦タイ レースレポート

 今回は事前に予選Q2は国本選手が走ると坂東監督は決めていた。Q1は坪井選手がミディアムハードでアタックすることが決まった。

 予選直前に雲がでてきて、降雨の可能性のある天候のなか、タイ特有の湿気をともなった暑さはなりを潜め、気温33度、路面温度40度、湿度52%と過ごしやすい気候となった。

 Q1開始直後は強い風が吹くなか、何処のチームもコースインせず、いつものようにほぼ一発勝負でのコースアタックの模様。9分を切ったあたりで先陣を切って19号車がコースイン。のちに各車続々とコースに入ってくる。

予選残り2分で、各車1分24秒前半を軸にタイムを出していくなか、他車に比べてタイヤにじっくり熱を加えて周回を重ねた19号車は残り30秒のときに出した1分23秒894にて暫定4番手。その後、36号車が暫定3番手に入るものの、19号車を上回るクルマは他にでず、5番手にてQ1を突破することができた。

WedsSport ADVAN LC500(国本雄資/坪井翔)
WedsSport ADVAN LC500(国本雄資/坪井翔)

 Q1の結果は、1分23秒466を出した8号車をトップに、以下、3号車、36号車、24号車、19号車の順となった。

 Q2の始まりもQ1同様各車コースへ出ずピットに待機していたが、残り8分を切ると、19号車を先頭に、徐々にコースインして行く。残り2分で各車25秒台を叩きだし、最後の1周にアタック開始。

 各車23秒前半を出していくなか、国本選手は残り時間1分10秒にて1分23秒350を出し、暫定トップに踊り出る。しかし残り30秒に6号車がコースレコードとなる1分23秒260を出して首位に躍り出ると、そのままチェッカー。19号車は予選2番手にてQ2を締めくくりました。

 予選結果は、コースレコードの6号車がポールポジション、2位に19号車が入り、以下3号車、36号車、37号車となりました。明日の決勝は、過去優勝したことのあるタイの感動を再び、フロントロウから表彰台の頂点を目指し、爆走していきます。みなさまの応援、宜しくお願いいたします。

■予選後コメント
国本雄資

「朝のフリー走行から調子が良く、自信を持って予選に挑むことができました。Q1を坪井選手が突破してくれて、Q2に向けてセットアップのアジャストやタイヤ選択を行いました。クルマのバランスは良く、完璧なアタックラップでしたが、ポールポジションにコンマ1秒届かず、悔しい2番手となりました」

坪井翔

「Q1で選んだタイヤはミディアムと少し硬めのタイヤだったので通るか不安もありましたが、ミスなくアタックができてGT500クラスに乗ってから初のQ1を通ることができて良かったです。Q2も国本選手に良いアタックをしてもらい、初のフロントロウスタートは決勝に向けて希望が持てました!」

坂東正敬監督

「国本選手は100点。完璧なアタックだったのでポールポジション取らしてあげたかったですね……。今のGT500は、ほんの少しの差でコンマ0.09秒になるのです。あと少しアタックを遅らせる指示が僕にできていたらと少し反省しています。そうすれば路面が0.09秒分助けてくれたかもしれません」

「坪井選手はミディアムハードのタイヤで5番手。100点です。感動しましたし、成長を感じられました。タイは昨年も表彰台に上がったサーキット。勝つことだけを考えて前に進みます」


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