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スーパーGT ニュース

投稿日: 2019.07.10 12:00
更新日: 2019.07.10 12:03

LEXUS TEAM WedsSport BANDOH 2019スーパーGT第4戦タイ レースレポート

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スーパーGT | LEXUS TEAM WedsSport BANDOH 2019スーパーGT第4戦タイ レースレポート

■決勝 6月30日(日)【3位】

□天候:晴れ
□コース:ドライ
□気温/路面温度:スタート 33度/48度(15:00)、34度/43度(15:30)、34度/44度(16:00)、34度/45度(16:30)

 タイ、チャン・インターナショナル・サーキットは、晴天に恵まれ、スケジュールのなかでも1番暑く、スタート前はコース上に立っているのもつらいほど暑くなった。

 WedsSport ADVAN LC500は昨日の予選順位が今季最高位の2位を獲得。タイでは過去優勝をもぎ取った縁起の良いサーキットでもあるので、表彰台のトップを目指し爆走することを誓う。はたして、タイの神様は何処のチームにほほえみかけるのか。

 スタートドライバーは国本選手。今シーズン初のフロントロウからのスタートとなる。1周のフォーメーションラップを経て、ローリングスタートは綺麗に決まった。19号車は6号車の背後に付きトップを伺う展開となる。後方では早くも36号車が3号車をパスして19号車の背後につく。1周目から早くもレクサスが1-2-3番手を独占する形となる。

 この後ろに24号車が付き、トップ争いが4台に絞られているなか、国本選手は前の6号車に猛烈なプッシュを掛け、6号車の独走を許さない。だが、6周目にGT300クラスの後ろに追いついた混乱に乗じて、3番手の36号車が19号車をパスし、19号車は3番手に順位を落とした。

 その直後こそ少し距離が空いたが、8周目には再び36号車の背後に付く。スピードレンジの違うGT300クラスのマシンをパスしながら、トップ争いを展開するレクサスの3台がレースを引っ張るかたちが続く。

 GT300クラスの混雑から抜け出した10周目あたりから、前を走るトップ6号車と2番手36号車との間隔を空け追撃するかたちとなり、約2秒の間隔で19号車が単独で追うかたちとなる。後ろとの差は約2秒で、3台の4番手争いが過熱していく。

 17周目で、2番手の36号車との差は約2秒半、4番手の24号車とは約1秒半。22周目には、GT300クラスのトップ集団をかわすなかでの前の36号車との差が縮まるなか、4番手の24号車が背後に迫ってきた。

 19号車を先頭に、24号車、37号車との3番手争いが白熱していき、24周目には、そこに3号車が加わり、激しさを増す。3番手を死守する国本選手は、28周目に早めのピットインをし、タイヤ4本交換、給油、坪井選手へのドライバーチェンジを行い、42秒1のピット作業にてチームはマシンを暫定11番手にてコースに送り出す。

 全車がピットに入った36周目には、19号車は6番手となった。37周目に起こったGT500クラスのNSX勢3台の接触によるコース処理のため、38周目にセーフティカーが入ることとなり、全車の間隔がリセットされる。セーフティカー先導での走行が続き、41周目にホームストレートで隊列整理を行い、再度、セーフティカー先導での周回が続く。

 43周目にレースは再開。直後に17号車をパスし順位を上げると、2番手争いの最中にコースアウトした36号車もパスし、4番手に上がった。坪井選手はそのままの勢いで前の39号車に襲いかかり、44周目の最終コーナーにて39号車をパスし3番手に浮上。そのまま、トップ争いの2台へ追い上げを開始する。

 残り10周での19号車は3番手。前の37号車との差は約4秒。39号車をパスした後ろの24号車との差が約2秒と、単独走行となる。しかし、後ろの24号車が追い上げてきて、差がなくなっていく。

 のこり5周で24号車が背後に付くが、坪井選手はGT300クラスの混走をうまく処理し再び引き離すと、ファイナルラップで背後に迫った24号車を0.5秒差で振り切り、3位にてチェッカーを受けることができました。

国本雄資(左)/坪井翔(右)(WedsSport ADVAN LC500)
国本雄資(左)/坪井翔(右)(WedsSport ADVAN LC500)


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