大きなトラブルやスピンも少なく、GT500とGT300の混走時間の終了が近づいてきたところで、進入速度が明らかに高いMOTUL AUTECH GT-Rの松田次生がターン4で縁石にマシンを乗り上げ、四輪が宙に浮く大ジャンプでオーバーラン。

 マシンに大きな破損はなかったようで、そのままコースに復帰して周回を重ねるも、このオーバーランが黄旗区間でのインシデントだった模様で審議対象となり、結局、MOTULは違反の裁定を受けることに。一昨年のこのタイでも、レースでのGT300との接触で苦い思い出の残る松田次生。一昨年はそこから巻き返してタイトルを獲得したが、またしてもこのタイが鬼門となってしまうのだろうか。GT500のランキングトップに、いきなり暗雲が立ちこめる展開となってしまった(その後、MOTULは罰金10万円を課されることが発表された)。

 順位はトップWAKO’S、2番手からS Road CRAFTSPORTS GT-R、WedsSport、au TOM’S RC F、カルソニック IMPUL GT-Rが上位5台という並びで、GT500の占有走行へ。

 占有走行では佐々木大樹がステアリンを握るフォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rがトップを奪うと、すぐにWedsSportの関口雄飛が奪い返し、ヨコハマタイヤ勢がワン・ツー体制を作り、その後はトップを脅かすマシンもなくチェッカー。ヨコハマ陣営が好調さをアピールし、3番手にKEIHIN、4番手にドラゴ モデューロのNSX陣営が続く展開に。ホンダ陣営はウエイトハンデの軽さのアドバンテージを活かして、タイでの巻き返しが臨めそうな展開だ。

 予選はこの後、日本時間の17時からセッションが開始される。

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