2日目は晴天となりましたが、冷たい風が強く朝は気温も10℃。しかし天気が回復したことで、開幕を待ちきれない多くのファンがサーキットへ詰めかけ、サーキット周辺は渋滞が起きるほどでした。朝のセッション3では、1秒26秒923へとタイムアップ。トップからは0.878秒差の5番手につけました。

お昼休みに行われたオープンピットでは、ピットロードが埋まってしまうほどのファンで賑わいました。井口卓人と山内英輝もピット前に姿を現し、サインをするなどファンと交流を深めました。

テスト最後のセッション4では、各チームともロングランテストを行いました。アクシデントやマシントラブルによる赤旗中断もありましたが、SUBARU BRZ GT300 2016モデルも、コンスタントラップ周回によるタイムやタイヤの確認を行いテストは終了。この2日間で201周を走りこみ、多くのデータを収穫することができました。次回は3月26日(土)〜27日(日)に富士スピードウェイにおいて合同テストが開催され、いよいよ4月の開幕戦を迎えることとなります。

今年もSUBARU BRZ R&D SPORTを駆る井口卓人と山内英輝
今年もSUBARU BRZ R&D SPORTを駆る井口卓人と山内英輝

辰己英治総監督
「今年はよりコーナーの立ち上がりを重視したクルマにしました。タイヤサイズやエアロの改良に加え、今後はエンジンの最高回転数を少し上げて行く方向です。現状ではシフトアップした際にエンジントルクがついて来ない状態なので、そのあたりを何とかしたいですね。全体的にはコーナリングで強いクルマ、コーナーで抜かれないようなクルマにしていきます」

井口卓人
「フロントのタイヤサイズが大きくなったことで、クルマ全体のフィーリングがアップしました。去年の開幕前のテストを考えると、とてもいいスタートが切れたのではないかと思います。周囲はFIA GT3勢を中心に速いクルマが多いので、もっとセッティングを煮詰めて行く必要があるでしょうね。とはいえ、今年は戦えるぞという気持ちになっています。地元柳川の琴奨菊関が今年の初場所で優勝して綱取りが掛かっていますが、僕も彼と同じ柳川の観光大使としてとても刺激になっています。そんなこともあって初心に返ろうと考え、今年はカート時代のカラーリングを施したヘルメットを使う予定です。どんなヘルメットなのか、ぜひチェックをしにサーキットへ足を運んでください」

山内英輝
「去年の今と比べるとすごくいいクルマになっていますし、いい位置にいると思います。もちろん勝つためにはやらなければならないことは多いですから、もっともっと詰めていかなければいけないですが、張り合いが違います。ストレートスピードはライバルたちにはかなわないけれど、その分コーナリングスピードで詰めていけるので、ポジティブに考えています。僕も今年はヘルメットをカート時代のカラーにして戦います。父は鈴鹿でFJを長年やって、F3もテストまでしたドライバーだったのですが、彼と同じセナのような黄色のヘルメット。こちらもチェックしてください」

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