しかし、その後、他車との不運な接触により、タイヤがパンクしてしまったためピットインを余儀なくされます。その後はトップチームに遜色のないタイムで周回を重ね、約1時間に藤井選手へとドライバー交替しました。藤井選手も順調に周回を重ねているかにみえましたが、先の接触事故に起因するミッショントラブルが発生。45ラップを周回したところでやむなくピットインし、レースを終えました。チームは規定により24位完走となっています。

リチャード・ライアン(アウディ・チーム・ヒトツヤマ)
リチャード・ライアン(アウディ・チーム・ヒトツヤマ)

Audi Team Hitotsuyama 一ツ山亮次チーム代表のコメント
「タイは例年、気温が非常に高くなる傾向にあり、過去のデータを参考にダンロップとも相談の上、硬めのタイヤを2種類持ち込んだのですが、予選日は思いのほか気温が上がらず苦戦しました。ただ、決勝当日は気温も上がり、練習走行でもドライバーからはいいタイムが出せそうだと好感触が得られていたので期待していました。

 本来であればタイヤ無交換で1レースを走り終える作戦を予定しており、接触がなければいいペースで走り切ることができたのではないかと思います。次のもてぎでの最終戦は2連戦ですし、しっかりと結果を残すしかないと思っています」

リチャード ライアン選手のコメント
「今シーズンはマシンの状態もよく、今週はポディウムを期待してタイにきました。ウェイトハンディがあって、タイヤの選択も難しく予選結果はいいポジションでありませんでしたが、それでもマシンの調子がいいことはわかっていましたし、スタート後1周目には6つもポジションをあげることができました。

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