■レースにどっぷり浸かりたい人はぜひ
さてさて肝心の眺望だが、ドアを開ければそこはサーキットだ。ベッドサイドの窓からも見ることができる(人が通るのでブラインドは下げておいた方がいいが)。ターン7からマシンが立ち上がり、ターン8〜9、ターン10を抜けるあたりまでをずっと見ることができる。距離感としてもけっこう近めだ。ちなみに、写真も撮ることができる(ここに泊まって、スーパーGTのスタートシーンを撮った日本人プロカメラマンもいた)。

また、パドックまでもクルマで5分かからない。アクセスとしては最高だ。また、今年からニュー・アイモバイル・スタジアムの裏手にマクドナルドやケンタッキー、和食(焼肉、寿司アリ。味はちょっとアレだったが)が入ったショッピングモールができており、クルマさえあれば食事には最悪困らない。スタジアム横までいけばコンビニもある。敷地内で生活することも不可能ではない環境だ。エキゾーストノートで目覚め、サーキットを眺めながら寝る……というレースファンにはうってつけの環境かもしれない。

ただ、他に観光をしたかったり、もう少し快適性を求めたい場合はあまりオススメできないかも。今回も宿泊者は、チーム関係者やメディアが多かった。価格は予約方法によって変動するが、一泊2000円〜10000円ほど。毎年のようにホテル事情も変化しているブリーラムだけに、参考のひとつにしていただければ幸いだ。
