レーシングドライバーにとって、ヘルメットは自らの体を守る役割を果たすとともに、カラーリングで自分を表現し、自分だと分かってもらうツールです。毎年、大きくデザインを変更する人、少しだけカラーを変えてみる人、何年もほとんど変えない人と、それぞれこだわりがありますよね。

 そして、この開幕前のテスト時というのはだいたい多くのドライバーが今年のヘルメットをお披露目するタイミングなのです。というわけで今回のテスト時に投稿されたヘルメットの写真で『勝手にヘルメットコレクション』行ってみましょう!

 まずは昨年GT500クラスでチャンピオンを獲得した大嶋和也選手。今年のヘルメットは顎と後頭部のあたりにマシンと同じカモフラージュ柄が配色。デザインでの大きな変更はないようですが、昨年のものと比べて頭頂部のあたりが変わっていますね。ピンクの面積が少し増えたように感じます。

 続いては、Modulo Nakajima Racingへ移籍した伊沢拓也選手。こちらも黒ベースのデザインから大きな変更はないですね。でもよく見てみると後頭部下側の「72」の数字のフォントがおしゃれになってますよ。前頭部にスポンサーロゴがあるFRANCK MULLERの時計でよく見るフォントですね。

 KONDO RACINGの高星明誠選手は大胆に変更したNEWヘルメットです。去年まではオレンジのラインがアクセントで効いているデザインでしたが、青のヘルメットもいいですな。頭頂部の☆はそのままに、微妙に顎のラインなどが変化しています。少し見慣れるまでに時間がかかるかも(苦笑)。

 お次はTEAM IMPUL佐々木大樹選手のヘルメットです。こちらも昨年に比べて大きく変わりましたねぇ。ちなみに去年の佐々木選手のヘルメットは黄色と赤がベースのデザインでした。今年は白地に赤だけでなく青のラインが加わった点が大きいですね。日の丸マークは変わっていないので、きっと佐々木選手のこだわりポイントなのでしょう。

 最後に気になる投稿をピックアップ。WRCで活躍している勝田貴元選手がこんな投稿をしていました。この気持ちすごい分かります。分かりますが、勝田選手も現役ドライバーじゃないですか(笑)。もしかしたら国内のトップドライバーでも勝田選手と同じようにヘルメットペイントに興奮する人がいるかも……。今度はもう少し具体的に、ヘルメットペイントオタクとしてどのあたりに興奮するのか教えてください!

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