#21 Audi Team Hitotsuyama チーム代表 一ツ山亮次氏
「ようやく開幕を迎えたられたことをうれしく思います。ミース選手は残念ながら現時点では新型コロナウイルスによる影響のために入国できなかったので、今回は安定した走りが印象的な近藤選手に参加してもらいました」
「今日の結果をみてもベストな選択だったと思います。予選はタイヤにうまく熱を入れられずそのまま終えることになりましたが、マシンの感触は悪くありませんでした。決勝は近藤選手がスタートからポジションをあげてくれて、もう少しいけるかなというところでリヤのタイヤにトラブルが出てしまいました」
「結局それが原因で入賞の権利は失いましたが、後半の川端選手もいい走りをしてくれて、今後に向けての重要なデータをとることができました。次の富士は入賞を目指して頑張ります」
#21 Audi Team Hitotsuyama 川端伸太朗
「公式テストでも調子がよく、順調に開幕を迎えられました。フリー走行で、さらに上を目指したくて試したことがうまくいかなかった点もあったのですが、それを考慮して公式予選にのぞみました」
「予選は路面温度が低くてタイヤのウォームアップに時間がかかってしまい、本来のアタックができませんでしたが、クルマのポテンシャルはさらに上にあると感じていました。実際に決勝では近藤選手が追い上げてくれて、私自身のスティントも調子はよかったです。次はさらに上を狙っていきたいと思います」
#21 Audi Team Hitotsuyama 近藤翼
「スーパーGTでR8に乗るのは、2016年にスポットで乗って以来ですが、すごく運動性能が高く、機敏に動くので競り合いに強い印象があります。決勝のオ−プニングラップで3台追い抜くことができ、その後も数台パスすることができて、これは10位以内に入賞もあるかもと期待していました」
「残念ながらリヤタイヤのナットがゆるむトラブルでピットインをせざるをえなくなってしまったのですが、マシンの感触は非常によかったです。またチャンスをもらえればいい結果を出したいと思います」
#33 X Works ショウン・トン
「とても難しい週末でしたが、とにかくサーキットに戻ってこられたことをうれしく思います。昨年まではGT−Rで参戦していましたが、今年からふたたびR8をドライブすることになりました。スーパーGTはタイヤメーカーも異なるなど他のカテゴリーとは条件も違いますし、富士では直線での速さも充分ではありません」
「その意味ではまだまだセットアップに関して課題がありますし、さらにテストを重ねていく必要があります。今日のレースで学んだことを、次の富士にも生かしていきたいと思います」
#33 X Works 篠原拓朗
「一昨年にAudi Team HitotsuyamaのCドライバーとしてエントリーをしていましたが、フリープラクティスから決勝と本番を走るのは初めての経験でした。R8はブレーキングからコーナリングにかけてのバランスが非常に優れたクルマです」
「決勝では走れば走るほどマシンのバランスがよくなって、自分自身がマシンに慣れたこともあり、後半はそれなりのタイムを出すことができました。ただチームとしては、前半のペースアップが課題だと思いました。次もチャンスがあればベストを尽くしたいと思います」
アウディジャパンは2016年来、Audi Sport customer racingパーツトレーラーを全国のサーキットに配備してレースに参戦するカスタマーチームをサポートしています。今年も専用のトレーラーにボディ、トランスミッション、エンジン等、レース車検に適合した約2700アイテム、約11000点の部品を積載し、いかなるレース展開にも対応できるように体制を整えて、スーパーGT、スーパー耐久、およびTCRジャパンに参戦するチームと共に国内外のサーキットを転戦します。
次戦、スーパーGT第2戦は、8月8日(土)~9日(日)、富士スピードウェイにて開催予定です。
