ロニー・クインタレッリ
「2年ぶりに優勝できてすごくうれしい。昨日の予選で2番手だったので、僕らの選んでたタイヤがちょっと柔らかめだったのもありスタートの1周目で頑張って。本当は、その1周目で64の前に行きたかったんですけど、2コーナーからS字にかけて上手くね、伊沢選手にブロックされて。そのあとバックストレートで”ミサイル”みたいなスピードで来た立川選手にも抜かれて(笑)。でもその後は思ったよりペースが良くて普通についていけた」

「その後に、僕の今日のスティントでの1番のターニングポイント。ヘアピンでZENTをもう1回抜いて。2番手にポジションを戻すことができた。さらに64が300クラスの集団のなかですごく苦しんでたので、上手くダンロップコーナーで抜くことができた」

「トップに立ったらすごくペースが良くて、タイヤの持ちも良かった。でも残念ながらね、もう1回セーフティカーが入って来た。リスタートのときも、私たちの作戦は30周目……まあできれば27周目あたりまで引っ張りたかったし、タイヤ的にはグリップがまだすごくあった」

「でも目の前にタイヤ交換を済ませた300クラスが何台かいて、その列があったから僕の判断で早めにピットに入ろうと。130Rあたりで無線を入れて、チームもしっかり準備してくれた。これで後半スティントに向けて次生選手は絶対、トップでピットアウトできると思ってたので、後半は絶対守ってくれると信じてた。とにかくホッとしました。すごくうれしいです」

スーパーGT第3戦鈴鹿で優勝を果たしたロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R)
スーパーGT第3戦鈴鹿で優勝を果たしたロニー・クインタレッリ(MOTUL AUTECH GT-R)

「開幕戦では、まだまだ良いセットアップが見つけられなくて。テストみたいにいろんなことにチャレンジしてて方向性が見えて。そして第2戦からちょっと速さが見えてきた。それでこの第3戦鈴鹿に向けてさらに微調整をして。あとタイヤでも今年からミシュランがちょっと新しいモノを取り寄せてくれて、とくにコンパウンドの方でベストなものを持ち込んだ。温度レンジのなかでどこで使えば良いのか、富士とは選択を変えてそれが良い方向で働いてくれた。良い実感が得られたし、良いデータも採れましたね。今後も暑いところでは良いパフォーマンスをしてくれると思います」

「僕のなかでは1周目にトップに立てればチャンスがあると思ってたけど、序盤で64号車はすごく速くて、その点では正直、優勝できるとは思ってなかった。次のもてぎのサーキットはもともとタイヤ的にも得意なサーキットだけど、優勝して次は54kg積む。500のクルマはウエイトの感度がすごく敏感なので、もてぎはすごく厳しいと思いますね。なのでまず、ポイントを獲りたいですね」

本日のレースクイーン

伊達望だてのぞみ
2025年 / スーパー耐久
クイーンズエンジェルス
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円