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投稿日: 2020.09.14 15:35

TGR TEAM ZENT CERUMO 2020スーパーGT第4戦もてぎ 決勝レポート


スーパーGT | TGR TEAM ZENT CERUMO 2020スーパーGT第4戦もてぎ 決勝レポート

2020 AUTOBACS SUPER GT Report

FUJIMAKI GROUP MOTEGI GT 300km RACE
第4戦 ツインリンクもてぎ

ZENT GR Supra
#38 立川祐路/石浦宏明

◆9月13日(日) RACE
決勝結果 2位

 立川祐路の会心のアタックで、見事SUPER GT第4戦もてぎのポールポジションを獲得したZENT GR Supra。しかし、これを結果に残さなければポールポジションの意味がない。TGR TEAM ZENT CERUMOは喜びもそこそこに、前日からドライコンディションの速さを追求し、9月13日(日)の決勝日を迎えた。

 早朝こそ好天に恵まれていたツインリンクもてぎだが、午前中に雲が広がりはじめ、にわかに雨雲レーダーには雨の予報もでてきた。とはいえツインリンクもてぎに雨粒は舞わず、ドライコンディションのままレースが行われることになりそうだった。TGR TEAM ZENT CERUMOは午前11時40分からのウォームアップに臨み、決勝セットアップの確認を行った。

 ただ、ここでのZENT GR Supraのフィーリングはいまひとつ。このままでは、せっかくポールポジションからスタートしても防戦一方になってしまう。チームは決勝レースを前に早急にセット変更を行い、ZENT GR Supraをグリッドにつけた。

 午後1時、いよいよ決勝レースの火ぶたが切って落とされた。ZENT GR Supraのスタートドライバーを務めるのは立川だ。まずはオープニングラップでトップを守ると、レースをリードしていく。

 序盤、なるべく大きなリードを築いていきたい立川は、ZENT GR Supraのフィーリングが好転していることを確認するが、後方からは2番手スタートの#17 NSX-GT、さらに5番手からスタートした#64 NSX-GTが1周目から追い上げ、3番手につけ立川の背後に迫ってくる。もてぎはオーバーテイクが難しいコースで、そう簡単に立川がポジションを譲ることはないが、三つ巴のバトルが展開されていくことになった。

 ZENT GR Supraのフィーリングは好転していたが、立川はなかなか思うように#17 NSX-GTとのギャップを広げることができない。逆にこの時点でのマシンの仕上がりとしては#17 NSX-GTに分があるのは明らかで、激しいパッシングを浴びせながら立川の背後に迫ると、GT300クラスのラップダウンをかわす混戦のなか、8周目のヘアピン立ち上がりでわずかに立川が詰まったスキを突き、#17 NSX-GTがトップに浮上。立川は2番手となった。

 その戦いのなか、3番手の#64 NSX-GTとのギャップは開いており、立川は#17 NSX-GTを追っていくことになる。そんななか、10周目のV字コーナーでアクシデントが起き、セーフティカーが導入される。#17 NSX-GTとのギャップは縮まったが、15周目のリスタート以降も同様の展開となっていった。

 心配された雨は降る様子もなく、トップを走る#17 NSX-GTは24周を終えピットに向かっていく。一方、TGR TEAM ZENT CERUMOはコース上のタイミングをうかがいながら、27周で立川をピットに呼び戻し、石浦宏明に交代した。

 迅速なピット作業を終えピットアウトした石浦はふたたび#17 NSX-GTを追う展開になる。3番手には#16 NSX-GTが浮上してくるが、どちらも差が離れている状況。それでもレースは何が起きるか分からない。石浦はペースを保ちながらトップを追った。

 46周目、その“何か”が起きた。GT500クラスの争いのなかでコース上にパーツが落下し、ふたたびセーフティカーが導入されたのだ。これで#17 NSX-GTとの差がふたたび接近していく。51周目、レースがリスタートとなると、再度石浦はトップを追っていった。

 ただ、今回のレースでは#17 NSX-GTの速さに軍配が上がることになった。石浦は懸命に前を追ったが、及ばず2位でチェッカーを受けることになった。悔しさはあるが、今季初表彰台にまずはホッとした気持ちと、そして次戦こそ優勝を目指すべく新たな闘志がTGR TEAM ZENT CERUMOに芽生えることになった。

ZENT GR Supra
ZENT GR Supra

ドライバー/立川祐路
「ポールポジションからのスタートで勝つつもりでいたので、悔しい気持ちはありますが、今日やれることはできたと思っています。序盤、#17 NSX-GTのペースが速いなかでなんとかトップを守りたかったのですが、混戦のなかでかわされてしまい、その後も少しでもついていこうとプッシュし、後半で状況が変わるかもしれないと期待しましたが、今日はライバルの方が地力が優っていましたね。とはいえ、前戦の鈴鹿と今回と、戦える状況にあることは分かりましたので、今後に繋がる2位表彰台だったと思います。結果としては残念な気持ちもありますが、その分次戦の富士にぶつけたいと思います」

ドライバー/石浦宏明
「決勝前のウォームアップで、自分たちのペースが思いのほか悪いことに気づき、急遽セットアップの変更を施しましたが、立川選手のペースがどうなのかを見ていたところ、トップの#17 NSX-GTには及ばないにしろ、悪くないことが分かったので、後半何かワンチャンスがないかと必死に食らいついていこうとドライブしました。ただ、結果的にペースの面で届かず、力の差をみせられてしまったと思います。今回は2位が最善のレースでした。悔しい気持ちはありますが、これを次に繋げられるようにしたいと思いますし、燃料リストリクターが厳しくなる状態で表彰台に乗れるかどうかがタイトル争いに関わると思うので、目標を高くもっていきたいと思います」

村田淳一監督
「ドライコンディションでのクルマの状態をウォームアップで確認しましたが、いまひとつだったこともあり、セット変更をしたことでレースをいいペースで走ることができましたが、それ以上に#17 NSX-GTが速かったですね。なんとかバトルのなかでトップを奪い返すことを期待しましたが、力負けだった部分はあります。もちろん今季初表彰台は嬉しいですが、優勝を目指すチームですし、次戦の富士は燃料リストリクターダウンが入ることにはなりますが、表彰台は十分可能だと思っています。応援ありがとうございました」

立川祐路と石浦宏明
立川祐路と石浦宏明


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