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投稿日: 2020.09.18 14:13
更新日: 2020.09.18 18:36

関口雄飛 2020スーパーGT第4戦もてぎ レースレポート


スーパーGT | 関口雄飛 2020スーパーGT第4戦もてぎ レースレポート

土曜日(フリー走行&予選)

 ツインリンクもてぎで開催される第4戦、ドライバーズポイントでトップを独走する関口雄飛&サッシャ・フェネストラズ選手には、さらなるハンディが課せられました。ウエイトハンディ82Kg、実際には燃料リストリクター2段階調整と、ウエイト48kg搭載という厳しいハンディです。

 朝のフリー走行では、セッション開始後に雨が降り出し、関口雄飛はレインタイヤでコースイン。ウエット路面ではトップタイムをマークし、赤旗中断時にも2番手と好調ぶりを発揮しました。しかし天候が好転しはじめ、路面が乾いてスリックタイヤを装着できるコンディションになると、やはりマシンのハンディが露骨にパフォーマンスに影響してきます。ドライバー交代したサッシャ・フェネストラズ選手がドライ路面でのセットアップを煮詰め、最終的に14番手タイムに沈みました。

 予選Q1はサッシャ・フェネストラズ選手が担当。気温25度、路面温度29度のドライコンディションでの予選となりました。残念ながらサッシャ・フェネストラズ選手の健闘もマシンのハンディには勝てず、予選15番手となり、Q2進出はなりませんでした。

■関口雄飛のコメント

「朝のフリー走行で、ウエット路面のときはなんとかイケるという感触だったのですが、路面が乾いてきてスリックタイヤの状況で、どんどん硬いタイヤを装着していくようになると、ウエイトハンディや燃リス2段がすごく厳しい状況だということを、あらためて見せつけられました。エンジニアの計算によると1周約1.7秒は遅くなるそうです」

「予選はサッシャ選手がQ1を担当しましたが、ドライ路面での予選となってしまったため、Q2進出はなりませんでした。しかしドライ路面でのセットアップにはまだ問題が残っているため、明日までにいろいろ検討して、セットアップを修正するつもりです。今回は厳しいレースになりますが、まだシリーズを通じてツインリンクもてぎでのレースがもう1度あるので、そのレースを考えてドライ路面でのセットアップを詰めていく作業をします」

「1年間を通じて無駄な時間がないよう、すこしでも前に行くために、決勝に向けてできることはすべてやっていきます。もし雨が降れば、ここ1発の逆転は十分あります。ドライ路面でのレースになりそうですが、1ポイントでも多く獲得してシリーズを優位に運べるように頑張ります」

2020年スーパーGT第4戦もてぎ 関口雄飛とサッシャ・フェネストラズ(au TOM’S GR Supra)
2020年スーパーGT第4戦もてぎ 関口雄飛とサッシャ・フェネストラズ(au TOM’S GR Supra)

日曜日(決勝)

 ツインリンクもてぎで迎えたスーパーGT第4戦は、心配されていた天候も回復し、ドライコンディションでのレースとなりました。目まぐるしく天候が変化した予選とは一転し、朝から快晴に恵まれたレースとなりました。午前11時40分から開始されたウォームアップ走行では、すでに28度を超える状況でした。

 前日の予選でQ1敗退を喫した36号車ですが、ウエイトハンディと燃料リストリクターのハンディを計算すれば、実質的にはトップと同程度のタイムがマークできているはずです。雨が降ればチャンスありと考えていた関口雄飛ですが、残念ながらその期待は外れました。決勝スタートドライバーはサッシャ・フェネストラズ選手が担当。重いマシンをなだめすかしながら、スタートから順調にラップを重ねます。一時は1台をパスする場面もありましたが、再び抜き返され、厳しい戦いを強いられていました。

 レース開始後10周目にGT300クラスのマシンがGT500クラスのマシンと接触し、コースアウト。運悪く別のGT500マシンの直前に飛び出してしまったために大クラッシュとなりました。レースはこのアクシデントのためにセーフティカーが導入され、15周目に再スタートが切られます。

 25周目に36号車は11番手でピットイン。関口雄飛が長めの後半スティントを担当します。コースインした関口雄飛は、すぐさまペースアップして前をいくマシンを追い始め、勢いよくポジションを上げ始めます。残り35周で9番手まで浮上。気温27度、路面温度32度というコンディションの中、まるで前半とは別のマシンかのようなハイペースで、次の周にはさらにポジションを上げ、35周目には7番手まで浮上。40周には6番手まで浮上し、さらに上位を伺います。

 まるでウエイトハンディが消えてしまったかのような快走でしたが、44周目にチームメイトの37号車と36号車のイン側が接触。36号車はマシンにダメージを負い、リヤのディフューザーボックスが破損してコース上に落下。その回収のために2度目のセーフティカーが導入されました。

 48周目に整列がなされ、49周目、残り15周、そして51周目にレースは再開。残り10周で8位までポジションをアップしましたが、マシンにダメージを負ったままの36号車にさきほどまでの速さはなく、戦い耐え凌ぎながら11位完走でチェッカーを受けました。

■関口雄飛のコメント

「今日は結果的にはノーポイントで終わってしまいましたが、6位入賞できる可能性は高かったです。マシンの調子も悪くなく、ウエイトハンディや燃リスのハンディはあったにせよ、自分たちには速さがありました」

「周回遅れのGT300のマシンをうまく利用して、ライバルたちをパスしていき、6位まで浮上したところまでは良かったのですが、チームメイトとの残念なアクシデントにあいました。リヤのボックスを失い、リヤウィングの翼橋板も失い、サスペンションのアライメントも狂ってしまい、まるで別のマシンになってしまったように乗りづらくなりました」

「最後まで粘り強く走りましたが、ポジションを守り切ることはできず、自分にとってもチームにとっても残念な結果に終わりました。でも、自分たちにはウエイトハンディや燃リスのハンディがあっても、決勝レースでの速さはありましたから、むしろ後半戦への自信につながるレースでした。気持ちを切り替えて、チャンピオンシップを狙って頑張ります」

2020年スーパーGT第4戦もてぎ au TOM’S GR Supra(関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ)
2020年スーパーGT第4戦もてぎ au TOM’S GR Supra(関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ)


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