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スーパーGT ニュース

投稿日: 2020.10.27 14:28
更新日: 2020.10.27 14:29

K-tunes RACING 2020スーパーGT第6戦鈴鹿 レースレポート

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スーパーGT | K-tunes RACING 2020スーパーGT第6戦鈴鹿 レースレポート

Round.6
鈴鹿 決勝

タイヤトラブルで後退も幸運もあり5位入賞

 2020 AUTOBACS SUPER GT 第6戦は、10月25日(日)に
三重県・鈴鹿サーキットで決勝レースが行われ、K-tunes Racing96号車は5位入賞を果たしました。今シーズン2度目の入賞です。

 快晴の空の下、予定通りに決勝レースはスタートしました。ポールポジションからスタートした新田守男選手は、2位#61山内英輝選手とともに1分59秒台のハイペースで、3位以下のマシンを1周1秒の差を付けて引き離していきました。

 そのペースが突然崩れました。タイヤにトラブルが発生し、グリップ力が大きく低下してしまったのです。ラップタイムは2分6秒台というレベルで、他のマシンよりも4秒以上遅いタイムです。これでは順位を守ることはできません。

 タイヤ交換をすれば解決しますが、ドライバー交代は今回は16周を走らないとNGというレギュレーションです。そこまで新田守男選手に、がんばってもらうしかありません。7周目に3位、8周目に5位、10周目には6位、そして14周目には9位にまでポジションを落としてしまいました。

 そしてきっちり16周終了でピットイン、ドライバー交代とタイヤ交換、そして燃料補給を行います。前戦ではミスのあったピット作業ですが、今回はキッチリと無理なくコースへ送り出すことができました。

2020年スーパーGT第6戦鈴鹿 K-tunes RC F GT3(新田守男/阪口晴南)
2020年スーパーGT第6戦鈴鹿 K-tunes RC F GT3(新田守男/阪口晴南)

 阪口晴南選手は18位で戻りましたが、しかし上位陣はまだピットインしていませんでした。そして20周目、コースアウトしたマシンあり、セーフティカーが入りました。その間はピットレーンが閉鎖されるので、ピットインすることができません。セーフティカーの先導によって、トップとのタイム差が消えます。そのタイム差の中にはピットインしたことのロスタイムが含まれているため、大きく順位を上げることができたのです。

 18位ですが、ドライバー交代を済ませたマシンの中では6位。ここからの阪口晴南選手の追い上げに期待が集りました。しかしトラブルが発生したタイヤをセーブしながらでは、そう簡単にオーバーテイクすることができません。

 結局、ひとつポジションを上げ、5位でチェッカーを受けることになりました。タイヤトラブルによって失ったポジションでしたが、セーフティカーのタイミングに助けられ、5位を獲得できました。

 次戦は第7戦、11月7日~8日に栃木県・ツインリンクもてぎでの開催となります。前回のもてぎでは4位入賞をしているだけに、大きな成果を期待したいところです。

■コメント
新田守男

「レース序盤はいいペースで走ることができたんですが、タイヤトラブルが発生してしまい、ポジションを守ることができませんでした。本当に残念です。ただセーフティカーに助けられて5位入賞できて、良かったです」

阪口晴南

「新田選手にタイヤのトラブルについての情報をもらったので、おなじことが起きないようにタイヤをケアしながら走りました。予選のように走るわけにはいかなかったので、追い上げるのは難しかったですね」

2020年スーパーGT第6戦鈴鹿 K-tunes RC F GT3(新田守男/阪口晴南)
2020年スーパーGT第6戦鈴鹿 K-tunes RC F GT3(新田守男/阪口晴南)


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