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投稿日: 2020.11.11 12:45
更新日: 2020.11.11 16:16

かつてない超接戦。チャンピオン候補チームのドライバーが振り返る第7戦もてぎ戦、それぞれの事情


スーパーGT | かつてない超接戦。チャンピオン候補チームのドライバーが振り返る第7戦もてぎ戦、それぞれの事情

●塚越広大 17号車 KEIHIN NSX-GT:5位
 第4戦のもてぎ戦で優勝を飾っているKEIHIN NSX-GT。このもてぎでも優勝候補の1台に挙げられていたが、予選ではまさかの10番手でQ1ノックアウトを喫してしまう。他のホンダNSX勢が予選上位を獲得していただけに、開催時期の違いやウエイトハンデの影響で厳しい予選となってしまった。

 しかし、決勝では序盤から第1スティントを担当したベルトラン・バゲットがアグレッシブなドライブで着実に順位を上げて6番手まで浮上。乗り変わった塚越広大もMOTUL AUTECH GT-Rをかわして5位フィニッシュ。ホンダ勢史上初のトップ5独占の一翼を担った。KEIHINはポイントランキングもKeePerの平川亮と同ポイントながらトップとなり、もっともチャンピオンに近い位置で最終戦を迎えることになった。

「満身創痍なレースで、なんとか5位になることができて、ホンダのトップ5に貢献ができてよかったです。ランキングもとりあえずトップに立ったので、それはよかったと思います」

「ただ、本当に今回は流れに乗れないレースでした。予選はもともともてぎはウエイトが厳しいサーキットで僅差の戦いになりますので、ウエイトなりだったのかなと思います。レースは展開的に僕らは上に行かなければいけない状況で、いろいろバトルをしていて第1スティントのバゲットがあちこちぶつかって、クルマのパーツも壊れたりボロボロにしてしまった状態だったので、そういった部分も後半スティントで厳しかった原因のひとつだと思っています」

「僕自身も残り10周くらいで16号車(Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT)に追いつくことができたんですけど、残り10周は結構、力尽きてしまった感じです。レース前半に接触でいくつかエアロパーツがなくなってしまっていて、クルマのバランスが当初から全然変わっていて、無茶苦茶オーバーステアな状態でした。その状況で23号車とかと戦わなければいけない状況で、すごく厳しかったです。そういったものが何もなければ、展開的には3番手には行けていたと思います」(第2スティント担当:塚越広大)

●牧野任祐 100号車 RAYBRIG NSX-GT:3位
 練習走行の走り出しから上位タイムをマークして好調な週末をスタートしたかに見えたRAYBRIG NSX-GTだったが、その練習中に駆動系のトラブルからコースサイドにマシンを止め、チームは修復作業に追われた。予選では直ったばかりのクルマで山本尚貴が3番手タイムをマークしてQ1突破。Q2担当の牧野任祐はこの週末、初めての走行でいきなり予選アタックを行い、見事に3番グリッドを獲得した。

 レースではスタートから3番手をキープして前の2台を追走していたが、前の2台のピットインした際にセーフティカーが入り、RAYBRIG NSX-GTはルーティンのピットインがこれからの13台のトップに。セーフティカー明けの2周目にピットインして、3番手でコースに戻り、そのまま3位チェッカー。今季2度目の表彰台を獲得するとともにポイントランキングで同ポイントの4位に上がり、タイトル争いに加わることになった。

「スタート直後はウォームアップがあまり良くなくて、途中で前に追いついたりもしたのですけど、スティントの後半のペースがかなり厳しかった。フロントの摩耗とリヤのピックアップでバランスがかなり難しくて厳しい部分があった。自分のスティントであれだけ苦しかったので、後半の尚貴さんは、周回数も長いしもっと厳しかったと思います」

「(前の2台がセーフティカーで利を得たことはいつ聞いたのか?)セーフティカーに捕まってからですね。『誰か入りましたか?』と聞きました。『やられたな』と思いましたね。ただ、2台と聞いたときはまだ良かったなと思いました。僕はもっと多くのチームが入ったと思っていたので、そこは本当に不幸中の幸いだったと思います」

「今日は8号車(ARTA NSX-GT)が速かったですし、普通にレースをしていたら2位だったかもしれないですけど、もう少し決勝のレース、ベースというかクルマ作りの部分でもうひと押しいるかなと思いました。ただ、いろいろなことが起きるなかで3位という結果で戻ってこれてポイントもきちんと取れましたし、チャンピオンシップも全然チャンスはあると思うので、最終戦に向けてチーム一丸となって頑張りたいと思います」(第1スティント担当:牧野任祐)


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