更新日: 2016.11.13 22:32
LEXUS TEAM ZENT CERUMO スーパーGT第8戦もてぎ 決勝レポート
いよいよ2016年のSUPER GT最後のレース、第8戦の予選・決勝日がやってきた。11月13日(日)のツインリンクもてぎの天候は快晴。逆転チャンピオンに挑むLEXUS TEAM ZENT CERUMOは、12日(土)の第3戦で得られたデータをもとに、午前9時05分からの公式予選に挑んだ。
15分間での勝負となる第8戦の予選を担当したのは石浦宏明。前日はウエット路面で、コンディションが良化していく傾向だったこともあり、ZENT CERUMO RC Fはコースオープン後すぐにコースインしたものの、この日は完全にドライコンディション。いつものレースと同様に、チームはしばらく石浦をステイさせ、予選が残り8分30秒になった段階でZENT CERUMO RC Fをコースインさせた。
石浦はしっかりとタイヤをウォームアップさせ、アタック開始。残り3分を切る段階で、1分37秒521で4番手につける。さらにアタックを展開した石浦は、翌周には1分37秒270をマークし、タイムを縮めた。
しかし、同じレクサスRC F勢では#39 RC Fが1分36秒491という驚異的なタイムをマーク。さらに#6 RC Fも36秒台に入れてきた。石浦の1分37秒270というタイムは、最終的に7番手。クルマの部分でも石浦自身の部分でもいまひとつタイムを詰め切れず、チャンピオンを争うライバルたちに先行を許してしまった。
迎えた午後1時30分からの決勝レース。栃木県警の白バイ、パトカーの先導によるパレードラップ、そして1周のフォーメーションラップを経て、3万6000人のファンが見守るなかでスタートが切られた。スタートドライバーを務めたのは、予選と同じく石浦だ。