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スーパーGT ニュース

投稿日: 2016.12.08 11:09
更新日: 2016.12.08 11:16

Arnage Racing スーパーGT第3戦/第8戦もてぎ レースレポート

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スーパーGT | Arnage Racing スーパーGT第3戦/第8戦もてぎ レースレポート

<ドライバー 安岡秀徒>
 今日のレースは、凜ちゃんから割と早めに引き継いだのですが、予想よりもリアのグリップダウンが激しく、でも、そのマネージをしつつ、前方のマシンとバトル……っていうのは、難しくもやりがいがありました。

 ラップタイムも安定してたし、今までやったもてぎのレースの中で、アストンのときも含めて一番よかったと自分では思ってます。

 ドライの状況が少ない中でセッティングを進めていくっていうのも、後戻りせず確実に前へ進んでいけたので、そういう経験ができたのはすごくよかったと思います。
 一年間終わってみると、やっぱり今年も全戦完走できなかったというのは悔やまれるのですが、充実感というか、各レース各レースでの完全燃焼度合いは、特に後半鈴鹿以降かなり高かったと思います。

 戦闘力が低いアンダードッグの立場だからこその面白さというのが、やっぱり僕は好きなので、すごくやりがいもあったし、凜ちゃんを育てるというか、正しい方向に導くというのも、まあナニン君よりはできたのかな……(笑)

 特に、今日のレースは凜ちゃんが初めての予選をわりと冷静にやってくれて、自分でつかんだグリッドからのスタートはもちろん彼にとって初めてで、すごくいい経験になったんじゃないかと思います。

 自分にとっても凜ちゃんにとっても、すごく成長が感じられたシーズンでした。これを次に結び付けないともったいないので、また来年帰って来られるように、頑張らねばなりません。

 皆さんまた会いましょう。一年間お疲れ様でした。応援ありがとうございました。

<ドライバー凜太郎選手>
 昨日とは変わって、いつものようにスタートドライバーとしてスタートしたわけで、予選も自分でアタックして、まとめ切れなかったけど、初めてニュータイヤはいてアタックした感覚はすごい楽しくて、その分気合も入りました。

 スタートは2~3台くらいしか追い上げられなかったし、しかも、どんどん抜かれちゃったけど、スタートドライバーとしてやれることはやったつもりだし、このもてぎは僕にとってもよく知ってるコースだったんで、今までのスタートみたいに順位は上げられなかったけど、クオリティは上げられたと思います。

 それは一年間やってきて自分の中ではひとつ成長できたことかな。それに、タイヤを温存しながらペース上げてうまく後続車を行かせたり500とバトルしたりっていう部分は、今年一年すごく学べたことだし、まあ集大成とまでは言えないけど、よかったんじゃないかなと思います。ありがとうございます。

<一年を振り返って>
 チーム結成から4年目となる2016年は、いわゆる「2017年問題」を念頭に生き残りをかけて挑まなければならないシーズンとなりました。

 2015年度から引き続いてMercedes Benz SLS GT3で戦うことに決めたArnage Racingは、ルーキー久保凜太郎選手を第二ドライバーとして迎え、マシンにもこれまでにないイメージのカラーリングを施して、新しい風をチームに吹き込こむべくシーズンに臨みました。

 しかし、ほとんどのチームが新型マシンを投入してくる中、戦闘力の低いマシンで戦うことには限界があり、Arnage Racingは22位でシーズンを終えることになりました。

 今年も全戦完走の目標は叶わず、ドライバーズポイントをとることも叶いませんでしたが、苦しい中でも、いつもスポンサーやファンの皆様には温かいお力添えと熱い応援をお寄せ頂き、最終戦までシリーズを戦うことができました。チーム一同感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

Official web: http://www.arnage-racing.jp/
チームblog:http://ameblo.jp/arnage-racing/
Facebook ファンページ:http://www.facebook.com/arnage.racing


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