GT500、GT300ともに表彰台にブリヂストン勢がいませんでした。いつ以来でしょう? ブリヂストン勢がタイヤ選択を外したのか。それともヨコハマタイヤ、ミシュラン、ダンロップの進化が現れた戦いだったのか。答え合わせは残り4戦でわかるでしょう……。
今回は24号車リアライズコーポレーション ADVAN GT-Rが表彰台に乗りました。ヨコハマタイヤユーザーとしては悔しい気持ちと、タイヤを作ってくださってる人たちの努力が結果として現れて嬉しいという気持ちと半々でした。GT500、GT300ともに後半戦のヨコハマタイヤに期待してください。
決勝レースの感想ですが、3メーカーのどのメーカーのマシンに一番ダウンフォースがあるのか。タイヤで曲がってるのか、メカニカルグリップで曲がってるのか。2位でチェッカーを受けた3号車CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rと優勝した23号車との違いは? などなど、気になるところがたくさんありました。
23号車の松田次生選手は23勝目を獲得されました、おめでとうございます。宮田莉朋選手も年間2勝すれば、今の松田選手の年齢までに達成できますが、この23勝の記録は本当に凄いことです。改めて、おめでとうございます。
GT300クラスの予想は88号車JLOC ランボルギーニ GT3か4号車グッドスマイル 初音ミク AMGだと予想しました。75%の確率で当たりましたね。
優勝した244号車たかのこの湯 GR Supra GTの活躍は、僕の仲間が外注メカニックで手伝ってるのと、堤優威選手は昨年35号車arto RC F GT3をドライブしていたこともあって応援していたので嬉しかったです。
何より1位から6位までがヨコハマ勢だったので、タイヤ製造工場の人達の笑顔が浮かびました。本当に素晴らしい活躍でした。
一方では、30号車TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GTの永井宏明選手も過去最高の6位でチェッカーを受けました。こちらも素晴らしい走りでしたね。
いろいろなチームにさまざまなドラマがあるのでひとつひとつのドラマに注目して、みんなでスーパーGTを盛り上げたいですね。
本当に伝えきれていないドラマがたくさんあります。今後の伝える側の課題だと考えています。
多くのことが共感できる仲間や企業様がいればスポンサーメリットがあるので、プレゼンをしたときにスーパーGTの知名度があるのとないのではスポンサー活動に影響が出ます。そのため、まずはみんなでモータースポーツをメジャースポーツにしないといけないと思っています。