スーパーGT第5戦SUGO、GT300クラス5番グリッドからARTA NSX GT3のスタートを担当した高木真一は、1台、また1台とマシンを抜いて行き、2番手まで浮上。ピットイン直前には首位SUBARU BRZ R&D SPORTを1.6秒差にまで追い詰めていた。3番手は15秒以上遅れと、2台によるマッチレースの様相だ。そして35周目、BRZより先にピットへと飛び込む。アンダーカット狙いである。
2周後にピットインしたBRZとの一騎打ちに持ち込み、一気に優勝争いへ──。後半の佐藤蓮には、さらなるペースアップが期待されていた。