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スーパーGT ニュース

投稿日: 2021.11.29 10:20
更新日: 2021.11.29 19:10

ニッサン 2021スーパーGT第8戦富士 レースレポート

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スーパーGT | ニッサン 2021スーパーGT第8戦富士 レースレポート

NISSAN GT-R NISMO GT500のラストレースで3台が入賞を果たす
GT300クラスは#56 リアライズ日産自動車大学校GT-Rが5位でランキング2位に

スーパーGT 2021第8戦レースレポート
11月28日 富士スピードウェイ(静岡県)

【GT500】

 2021年スーパーGTシリーズ第8戦が11月27、28日に富士スピードウェイで開催されました。秋晴れのもと、今シーズン2回目のレースとなった富士スピードウェイには、多くのファンが観戦に訪れました。今回はシリーズ最終戦で、規定によりサクセスウエイトは全車0kgとなります。
 
 11月17日、日産/ニスモ陣営は来シーズンからスーパーGT GT500クラスの参戦車両変更を発表。2008年から参戦を続けたR35型NISSAN GT-RはこのレースがGT500クラスでの最後の戦いとなり、#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)、#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平/千代勝正)、#12 カルソニック IMPUL GT-R(平峰一貴/松下信治)、#24 リアライズコーポレーションADVAN GT-R(高星明誠/佐々木大樹)の4台が有終の美を飾るべく、シリーズ最終戦に挑みました。

#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rが予選Q2へ進出し8位

■予選
 11月27日午後3時3分から10分間のQ1が始まりました。天候は晴れ、気温10度、路面温度13度と温度の低いコンディションで、タイヤ選択とウォームアップが難しい状況となりました。GT-R勢は入念にタイヤのウォームアップを行い、セッション終盤にタイムアップを狙います。
 
 GT-R勢で最初にタイムを出したのは#3 GT-Rで、千代が4周目に1分26秒513をマークし、6番手でQ2進出を果たしました。#23 GT-Rは4周目に1分26秒770をマークし、5周目にもアタックを行いましたがタイムアップは果たせず、コンマ1秒差で9番手となりQ2進出を逃しました。佐々木がアタックした#24 GT-Rが1分27秒096で13番手、#12 GT-Rは平峰がアタックし1分27秒145で14番手となっています。

 午後3時41分から10分間のQ2が開始されました。#3 GT-Rをドライブする平手は、5周目に1分26秒820のベストタイムをマークしましたが、コンディションの変化によりQ1のタイムを更新できず、8番手で予選を終えました。

#23 GT-R、#3 GT-R、#12 GT-Rが7位、8位、9位に入賞

■決勝
 翌日の決勝日も気温14度の秋晴れとなり、好コンディションの下、午後1時にフォーメーションラップが開始されました。2周のフォーメーションラップの後にスタートが切られ、直後から激しいポジション争いが展開されました。第1コーナーでの混乱の後、9番手スタートの#23 GT-Rは6番手に浮上、予選8番手の#3 GT-Rは7番手、14番手スタートの#12 GT-Rは10番手にポジションを上げています。
 
 激しいポジション争いは続き、3周目には最終コーナーで3台が絡むアクシデントが発生。これによりGT-R勢のポジションも変動して、3周終了時点では#3 GT-Rが6番手、#23 GT-Rが8番手、#24 GT-Rが11番手、#12 GT-Rが12番手となりました。

 1周目の激しいポジション争いにより接触があり、#12 GT-Rにドライブスルーペナルティが科され14番手にダウン。レースは中盤に入り、ピットインのタイミングとなりました。GT-R勢で最初にピットインしたのは#3 GT-Rで、23周目に入りドライバーが千代から平手にチェンジしました。

2021スーパーGT第8戦富士 カルソニック IMPUL GT-R(平峰一貴/松下信治)
2021スーパーGT第8戦富士 カルソニック IMPUL GT-R(平峰一貴/松下信治)
2021スーパーGT第8戦富士 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平/千代勝正)
2021スーパーGT第8戦富士 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平/千代勝正)


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