レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

スーパーGT ニュース

投稿日: 2022.08.28 10:17
更新日: 2022.08.28 10:20

K-tunes Racing 2022スーパーGT第5戦鈴鹿 予選レポート

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


スーパーGT | K-tunes Racing 2022スーパーGT第5戦鈴鹿 予選レポート

第5戦/予選
鈴鹿サーキット
2022.8.27 sat

セットアップの変更でQ1突破に成功
しかしQ2は不発で予選12番手となる

 今シーズン2度目の鈴鹿サーキットでの開催となる第5戦は、第3戦とは異なり、450kmのロングラン。富士での2戦と同様に、2回のピットストップが必要になるフォーマットです。

 レクサスRC F GT3にとって相性の良い鈴鹿サーキットですが、タイヤに厳しいコースであり、またRC F GT3は燃費の面で苦しく給油時間が長くなってしまいます。そのため450kmという距離がどんな結果につながるか? 

 午前中の公式練習、チームは重い空気に包まれます。タイムは1分59秒台半ばで、得意の鈴鹿にも関わらずトップから1秒以上も遅れていました。第3戦のときの予選タイムは1分57秒2だったので、2秒以上も悪化していたのです。新田守男選手は「59秒切れる感じは全然しない!」と言うほど、マシンのパフォーマンスは低かったのです。

 チームは急遽セットアップを大きく見直しました。ぶっつけ本番の公式予選、Q1で高木真一選手は起死回生のアタックを成功させ、1分58秒0という好タイムを叩き出しました。B組で2番手というタイムです。

 セットアップの変更は大成功だったのです。

 続く予選Q2、新田守男選手は高木真一選手からレクチャーを受け、アタックに向かいました。しかし路面温度がやや低下していたこと、そしてアタックラップでウォームアップしているマシンに引っかかってしまったこともあり、1分58秒5に終わりました。ライバルたちが予選Q2に向けてセットアップを修正してタイムアップを果たしたこともあり、予選は12番手という結果となりました。

 それでも入賞圏内まではあと3つ。表彰台まで届かなかったとしても、連続入賞を4に伸ばすには十分なポジションと言えるでしょう。決勝レースは8月28日(日)、午後2時30分スタート予定です。

影山正彦チーム監督

「午前中のタイムは何だったんだ? というくらい、マシンのセッティングを見直した予選では、しっかり結果を残すことができました。開幕戦は落としましたけど、第2戦以降連続でポイントをゲットしているので、明日の決勝レースでも入賞して、それを伸ばしたいですね。せっかく鈴鹿まで来たんだから、手ぶらで帰るわけにはいかないぞ! という意気込みで決勝レースに臨みたいと思います」

新田守男選手

「前を走っていたマシンに引っかかってしまったこともあって、予選では満足いくアタックになりませんでした。本当はもう少しポジションを上げて、明日の決勝レースを前からスタートしたかったですね。それでも今日の午前中よりはセットアップを変えて、いい方向には進んでいますが、燃料を積んだ時のレースラップに不安があるので、決勝レースのスタートまでにチェックしたいですね」

高木真一選手

「午前中と較べて路面ができていたので、全体的にタイムが上がっていたので、58秒5くらいは出さないとQ2に行けないと思っていました。それで前回の鈴鹿大会と同じイメージでアタックしてみたら58秒0が出ました。午前中は少しアンダーステアが強くて、それでセッティングを変更したのですが、それが予選でも有効だったということですね。明日の決勝レースもいい結果につなげたいですね」


関連のニュース