第6戦／予選
スポーツランドSUGO
2022.9.17 sat
予選Q2をトップで終えたものの
マシンの不備でノータイムに
2022年シリーズも終盤に差しかかり、3大会を残すのみとなりました。第6戦は東北のインターナショナルサーキットであるスポーツランドSUGO。次戦ではサクセスウエイトが半減という設定となるため、今大会が好成績を上げ大量のサクセスウエイトを積んだライバルたちを制する大きなチャンスになります。
K-tunes Racing 96号車のサクセスウエイトは38kg。ランキングトップの56号車GT-Rは100kg、ランキング2位の10号車GT-Rも93kgと、大人ひとり分多いウエイトを積んでいます。多彩なコーナーとアップダウンを持つSUGOのコースは、オーバーテイクが難しいのですが、ウエイトの影響も小さくありません。
午後の公式予選を前に、午前中に行われた公式練習では、ファクトリーで施してきたセッティングがマッチし、96号車は2番手のタイムをマークしました。誰もが公式予選への期待を膨ませました。
予選Q1は新田守男選手が担当、A組4位という結果でQ2進出を決めます。その新田守男選手のフィードバックを得て、高木真一選手は最初のアタックでトップタイムをマーク。残り時間は3分ありましたが、高木真一選手のタイムを上回る選手はなく、予選Q2を1位で終えました。
しかし公式予選終了後、大きな問題が発覚しました。サクセスウエイトが不足していると判定を受けたのです。その結果、予選タイムは全て抹消となり、予選はノータイム＝出走しなかったのと同等の扱いになってしまいました。
決勝レースへは、いくつかの手続きをクリアすれば、最後尾からのスタートが可能になります。決勝レースは9月18日（日）、14：00スタート予定となっています。
影山正彦 チーム監督
「スーパーGTを、モータースポーツを応援して頂いているみなさん、そしてK-tunes Racingを応援して頂いているファンや関係者のみなさん、今回は本当に申し訳ありませんでした。深くお詫びいたします。公式予選終了後の車検で、サクセスウエイトの重量が不足していたことが判りました。あってはならない凡ミスで、ライバルチームを含めて多大なるご迷惑をお掛けしました。明日の決勝レースは最後尾からのスタートということになると思いますが、今回のミスをしっかりと反省し、気を引き締めてレースに望みたいと思います。今後ともK-tunes Racingへの応援を、よろしくお願いいたします」
