AUTOBACS SUPER GT 2023 SERIES
Round.3 SUZUKA GT 450kmRACE

 予選日に続き決勝日も朝から青空に包まれた鈴鹿サーキット。

 台風の影響による強風も予選日よりは多少落ち着き、より体感気温が高く感じられる。

 決勝に先立って行われたウォームアップ走行は荒選手からスタートし、柳田選手へ交代。決勝へ向けたセットアップの確認を行なった。

[Rd.3 決勝]

 前日の予選によりGT300クラス16番手からスタートするStudie BMW M4には荒選手が乗り込み、定刻の13時30分に三重県警の車両に続いてパレードランへ向けてグリッドを離れた。

 全車クリーンなスタートを切ると7号車Studie BMW M4はその後の給油時間を短縮するためにすぐにピットイン。給油のみ行いコースへ送り出した。

 5周目にはクラス25番手を走行。6周目にはライバル車両がヘアピンでタイヤ脱落によりコース上でストップ。FCYが宣言され、そのままSCが導入された。コース上でクラス別に隊列を整えた後、12周目にSC解除されリスタートがきられた。

 リスタート後にピットインする車両が多く、クラス11番手、ピットインした車両では2番手を走行。20周目に7番手、ピットインした車両では3番手を走行。25周目には6番手を走行。前を走る2番手争いの3台のライバル車両へ迫る。29周目にGT300クラス全車が1回目のピットストップを終えてStudie BMW M4は3番手。上位2台の車両と変わらないタイムで走行を重ねた。

 36周目にルーティンの2回目のピットストップで柳田選手へドライバー交代。同時にピットストップしていた2番手を走る車両をピットで逆転。翌37周目に2回目のピットストップを終えアウトラップのトップ走行の車両をオーバーテイク。その時点クラス12番手、ピットストップ義務を終えた車両ではトップを走行。43周目クラス6番手走行、後ろの2号車が迫る。

 49周目にGT300クラス全車がピットストップ義務を終え、Studie BMW M4はトップ走行。後ろに迫る車両を抑えながら走行を重ねる。

 54周目にGT500クラスとGT300クラスが接触し大クラッシュ。即時SCが導入され、そのままレッドフラッグ。ホームストレート上にクラス別で車両を整列させた。救出に時間がかかるため、ドライバーは車両を降りている。

 チーム監督が集まりブリーフィングの結果、このままレース終了になり、今期初優勝を獲得した。

2023スーパーGT第3戦鈴鹿 Studie BMW M4(荒聖治/柳田真孝)
2023スーパーGT第3戦鈴鹿 Studie BMW M4(荒聖治/柳田真孝)
2023スーパーGT第3戦鈴鹿 Studie BMW M4(荒聖治/柳田真孝)
2023スーパーGT第3戦鈴鹿 Studie BMW M4(荒聖治/柳田真孝)

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