第5戦/決勝
鈴鹿サーキット
2023.8.27 Sun

2位スタートもペースが苦しく後退
終盤の驚速の追い上げで8位入賞

 前日の公式予選で2位という結果を残したK-tunes Racing。前戦での好走もあり『今回のレースこそ』という想いがチーム内にも拡がっていました。第4戦富士では計算上、レース序盤のメカトラブルさえなければ優勝争いができていました。さらにRC F GT3が得意とする鈴鹿サーキットと、舞台はすっかりと整っているように思えました。

 公式予選と同じ路面温度が50度を超える猛暑のなか、決勝レースはスタートしました。新田守男選手はポジションをキープし2位。しかしトップの#61BRZよりもペースは悪く、少しずつ離される展開に。さらに8周目あたりからペースがハッキリと苦しくなり、新田守男選手が巧みなブロックで後続を凌ぐかたちになりました。ポジションは下がらないものの、トップとの差はどんどん開いていきます。

 タイヤの内圧が高くグリップが低下したことが原因で、11周目以降はラップごとに次々とオーバーテイクを許す展開に。18周目には7位となり、ペースは苦しく、GT300クラスで最も遅くなっていました。

 24周目に高木真一選手へとドライバー交代し、タイヤも交換。ペースを取り戻し20位から追い上げ、順位を着実に上げていきました。さらに41周目にニュータイヤに交換すると、ファステストラップを更新しながら、オーバーテイクしていました。それは圧巻の走りでした。

 高木真一選手は入賞圏内のトップ10に入ってからも手を緩めず、ファイナルラップに#27NSXをオーバーテイクし、8位を手にしました。残念ながら優勝争いを展開することはできませんでしたが、今シーズン2度目の入賞、ファステストラップなど、成果を残すことができました。

 次戦は9月16日〜17日のSUGOとなります。現在の勢いをそのまま維持すれば、さらに良い結果が出せることでしょう。

影山正彦チーム監督

「フロントロウからのスタート、ファステストラップも取った、だけど結果は8位というのは、ちょっと残念なレースでした。マシンの速さはあると思うんですが、なかなかうまくいかないですね。新田選手が苦しんだ内圧のデータがあったので、高木選手はしっかりと合わせて追い上げてくれました。次のSUGOこそは結果を出して、応援してくれている皆さんにお礼したいです」

新田守男

「タイヤの内圧が高すぎて早いタイミングでペースが悪くなってしまいました。ボクのミニマム(最少周回数)まで我慢して走ったんですが、順位もタイムも失ってしまいました。早めにタイヤ交換したほうが良かったかもしれませんね。まだまだチームでできていない部分があって、今回もいろいろな反省点もあって、こういうレースをしていてはいけないな、と思っています」

高木真一

「新田選手が内圧で苦しんだので、ボクのときはしっかりと修正ができました。それでレースラップは悪くなかったので淡々と追い上げていけた、と思います。最後ファイナルラップでもオーバーテイクできて、8位になることができました。結果は残念な部分もありますが、データはしっかりと取れているので今後のレースに活かせると思います」

三度目の正直!

富士・鈴鹿と逃してしまった上位入賞、SUGOこそは……

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