F1モナコGPの決勝レースは、レッドブルの戦略ミスに大きな疑問が投げかけられた。レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は「ピットのコミュニケーションミス」とチーム側に責任があったことを認めている。しかし、それ以外にも、ふたつのクエスチョンマークが残る。

 ひとつめの疑問は、なぜハミルトンはウエットタイヤで31周も走行し続けることができたのかということだ。ハミルトン以外で、ウエットから直接ドライタイヤにスイッチしたのはマノーのパスカル・ウェーレインだけだった。

 ピレリのレーシングマネージャー、マリオ・イゾラは「実は、ウエットタイヤは、このモナコGPからトレッド面のパターンが変更されていた」と言う。

「今年1月のポール・リカールで行われたウエットテストで新しいトレッド面を試していたが、その後、改良する時間が必要で、開幕3戦は昨年と同様のウエットタイヤが投入された。4戦目のロシアGPから新しいウエットタイヤが投入されていたが、ロシアGPは週末すべてドライセッションだったので、F1で使用するのはモナコの日曜日が初めてだった」

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