土屋圭市アドバイザーが「開幕戦は6位狙い」と語るARTA BMW M6 GT3
土屋圭市アドバイザーが「開幕戦は6位狙い」と語るARTA BMW M6 GT3

 しかし、AUTOBACS RACING TEAM AGURIの土屋圭市エグゼクティブ・アドバイザーは「(合同テストでは)どこも三味線を弾いている。プリウスもランボルギーニも実力を隠しているはずなので、どれくらいの速さなのか興味がある」とコメント。合同テストでは手の内を隠すことが定石となっているだけに、各チームが持つ真の実力への警戒感と期待感を示した。そのARTAは今季、マシンをBMW M6 GT3へスイッチ。しかし、今回の開幕戦はタイヤの面で厳しい戦いを強いられることになりそうだと土屋アドバイザー。

「ヨコハマ勢は(BMW)Z4時代のデータがあるけど、ブリヂストンにはない。半年くらいは厳しいかもしれない。でも、CR-Zも開発に1年位かかっているからね。開幕戦は6位狙い。6位以内に入ることができたらいいね」

 冒頭でも触れたとおり、ウラカンGT3をはじめとする新型GT3勢はGT500に迫る直線スピードを発揮しており、昨年以上のハイスピードバトルが繰り広げられることは間違いない。また、GT300のスピードが速くなったことで、GT500クラスの“抜かせ方”にも、さらなる技術が必要となる可能性もあり、GT500と絡んだ結果、セーフティカーが導入されることもあるかもしれない。そうなれば、マシンやドライバーの速さだけでなく、チームの総合力も勝敗を分ける鍵となってくる。さらに、今年からタイヤをヨコハマからダンロップへ変更したHitotsuyama Audi R8 LMSを警戒する声も聞こえており、タイヤ開発競争の激化も予想される。今年のGT300はあらゆる意味でアツいバトルが繰り広げられることになりそうだ。

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