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MotoGP ニュース

投稿日: 2017.07.31 16:38

ホンダ EWC最終戦 鈴鹿8時間耐久ロードレース レースレポート

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MotoGP | ホンダ EWC最終戦 鈴鹿8時間耐久ロードレース レースレポート

 6時間経過時点でトップは163周を消化。Honda勢は2番手に#5、4番手に#634、6番手に#22、7番手に#104、10番手に#72と、トップ10圏内に5台がつけています。さらに、12番手の#090、序盤に転倒を喫したものの13番手まで追い上げた#13Mistresa with ATJ Racingらも、一つでも上の順位を目指して奮闘を続けています。

 なお、転倒からのばん回を図る#19は高橋裕紀が2分10秒台で周回し31番手、#79伊藤は2分11秒台で走り、47番手で追い上げています。

#19 MORIWAKI MOTUL RACING
#19 MORIWAKI MOTUL RACING

 レースは残り2時間となり、この時点で首位は#21ヤマハチーム。それを2番手のドゥ・プニエ(#5F.C.C. TSR Honda)が追いかけます。4番手に中上貴晶(#634MuSASHi RT HARC-PRO. Honda)、6番手にプラタマ(#22Satu HATI. Honda Team Asia)、7番手に山口辰也(#7Honda Dream Racing)、10番手にオハローラン(#72Honda DREAM RT 桜井ホンダ)、12番手に長島哲太(#090au&テルル・Kohara RT)が続きます。

 180ラップ目、上位勢に順位の変動はありませんでしたが、#104山口が6番手に浮上。#22プラタマは7番手、#72オハローランも9番手とそれぞれ順位を上げました。4番手を走行していた、#634中上のタイムが2分18秒台、2分26秒台へとダウン。中上はスロー走行でピットロードへと滑り込みます。リアタイヤがパンクしており、ピットではタイヤを交換、ライダーは#634ミラーへ交代され、コースインします。残り1時間となると、最後のライダー交代のため、ピットが慌ただしくなります。

#5 F.C.C. TSR Honda
#5 F.C.C. TSR Honda

 ライトオンボードが出された時点で、トップの#21ヤマハチームは190ラップをクリアしていました。Honda勢は、2番手には#5エガーター、4番手に#634ミラー、6番手に#104山口、7番手に#22プラタマがつけました。#19MORIWAKI MOTUL RACINGは29番手まで挽回してきました。

 その後、#634ミラーは、2分9秒台にタイムアップし速さを示します。#5エガーターはピットインし、ドゥ・プニエに交代。2番手で最後の走行へと飛び出しました。#22は交代で入ったザイディが5番手、#104も小山が入り6番手へと浮上、#72Honda DREAM RT 桜井ホンダの水野は10番手まで浮上してきました。

 残り36分で転倒車が出て、セーフティカーが導入されます。トップは#21ヤマハチームと変わりませんが、#5ドゥ・プニエと3番手につけていた#11カワサキチームとの差が詰まり始めていました。そんなとき、#5ドゥ・プニエのマシンに火が見えはじめ、マーシャルがオレンジボールを提示。走行中に火は消えましたが、オレンジボールを提示された場合にはピットインしなければならず、#5ドゥ・プニエはピットへ。その間に順位を1つ落とすことになりました。マシンに問題のないことをチェックした#5ドゥ・プニエが再度コースイン、3番手で復帰しました。このタイミングで、#22ザイディが緊急ピットイン。マシンのヘッドライトが点灯しなくなり、ペナルティーを受ける可能性があったため、修復を行いました。順位は5番手から9番手まで落としましたが、無事にライトがつくと、すぐにコースへと向かいました。

 レース終盤には5番手争いが激しくなり、6番手の#104小山が#7野左根の背後に迫ります。残り10分となったところで、#22ザイディが8番手に浮上します。そのまま、8時間が経過し、チェッカーが振られました。優勝は#21YAMAHA FACTORY TEAM。Honda勢の最上位は、3位の#5F.C.C. TSR Honda、4位に#634MuSASHi RT HARC-PRO. Honda、6位Honda Dream Racing、8位に#22Satu HATI. Honda Team Asia、10位#72Honda DREAM RT 桜井ホンダまでがトップ10入りとなりました。なお、転倒からのばん回を図って追い上げた#19MORIWAKI MOTUL RACINGは27位、#79Team SuP Dream Hondaは42位で完走を果たしました。


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