レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

MotoGP ニュース

投稿日: 2017.07.31 16:38

ホンダ EWC最終戦 鈴鹿8時間耐久ロードレース レースレポート

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


MotoGP | ホンダ EWC最終戦 鈴鹿8時間耐久ロードレース レースレポート

山口辰也(Honda Dream Racing)

「今年はTOHOレーシングが母体になって、HMJさんからの指導のもとHonda Dreamを盛り上げるためのレーシングチームを立ち上げることになりました。メインは8耐ということで、シーズンはじめから一緒にがんばってきましたが、これまでにいろいろなトラブルがあって、正直完走するのも難しい状況だったのです。ただ最後の最後に完走することができ、しかも6位に入賞という結果を残すことができました。チームの母体がしっかりしているということをアピールできたことが、とてもうれしいです。Honda Dreamのお客さんもたくさん観戦に来てくれたので、最後のゴールまで応援されているチームの代表としての責任を全うできたこともうれしく思います」

小山知良(Honda Dream Racing)

「鈴鹿8耐は自身3回目と、そんなに経験が多くないにもかかわらず、トッププライベーターチームのHonda Dream Racingに声をかけていただくという、大きなチャンスをいただきました。トップのプライベーターチームとして、もちろん表彰台も狙っていたのですが、僕の力不足でトップ10トライアルに出場できなかったのが残念です。でも、チームスタッフが完ぺきなマシンを仕上げてくれたおかげで、ノーミス・ノートラブルで走りきることができ、最低限の目標はクリアできたのかなと思っています。テストも含めてこのウイーク中に一度も転倒することなく、バイクを壊さずに終えることができました。普段は250ccマシンに乗っているので、1000ccという大きな排気量のバイクに合わせるために、短時間で身体を作ったり、フィジカルを合わせたりとすべてが大変でしたが、とても楽しく走ることができました。昨年はワークスチームに抜かれたら、すぐに置いていかれてしまっていた状況が、今年は1周だけですがついていくことができたので、いろいろと観察できて勉強にもなりました。昨年の決勝ベストラップ2分12秒5に対して、今年は2分10秒2だったんです。いいバイクを提供していただいたこともありますが、(山口)辰也さんが開幕戦から苦労してバイクを作り込んでくださったおかげでもあると思います」

岩戸亮介(Honda Dream Racing)

「レースに誘っていただいたからには、自分の力でもっとハイペースでレースができたらよかった、というのが本音です。ただ、チームとして入賞というのを目標にしていたので、素直にこの結果はものすごくうれしいです。山口さんや小山さんに僕が落としてしまったペースを戻してもらったりと、チームには本当に感謝しています。1000ccで走ることで学べたことがたくさんありました。今回の経験をこれからの全日本選手権にも生かして、いろんな場面で発揮できるように、もっと力をつけたいと思います」

ディマス・エッキー・プラタマ(Satu HATI. Honda Team Asia)

「すばらしい気分です。スタートをうまく決めましたが、他のマシンに追突されて25番手くらいまで順位を落としてしまいました。そこからばん回を図り、僕のスティントで20番手くらいまで追い上げました。チームメートもがんばってくれて、トップ10まで順位を上げられましたし、最後は5位が狙える位置を走れました。不運なトラブルで順位を落とすことにはなりましたが、チームとライダーの力を見せることはできたと思いますし、昨年と同じ順位でフィニッシュできて満足しています。来年参加できれば、トップ5を狙いたいと思います」

ラタポン・ウィライロー(Satu HATI. Honda Team Asia)

「今日の結果はとてもうれしいです。メカニックをはじめとするチームスタッフにとっても、僕らライダーにとってもすごく厳しいレースでした。全員のハードワークによる成果で、ここにいるみんなの誰が欠けても、この結果は達成できなかったと思います。8位という結果に満足していますし、来年はもっといいポジションに挑戦したいです。Team Asiaとして参戦させてもらい、毎年成長できている実感があります。この機会を与えてくれたすべての人に感謝したいと思います」

ザクワン・ザイディ(Satu HATI. Honda Team Asia)

「安定した走りができて、トップ10トライアルにも出られたし、昨年度同様の8位という結果が得られたことがうれしいです。最後の走行でトラブルが出たときには、全力で順位を取り返そうとがんばりました。8耐でチェッカーフラッグを受けたのは初めての経験でしたが、グランドスタンドの美しい風景の中でゴールするのは、すばらしい経験でした。来年も参加できるかはまだ分かりませんが、もしまた来られたら、さらに成長できているところを見せるために全力を尽くし、もし表彰台に乗れたら最高ですね」

玉田誠監督(Satu HATI. Honda Team Asia)

「ライダーたちはベストを尽くし、本当によくやってくれました。5位を狙えるポジションにいる中で、ヘッドライトのトラブルで順位を落としてしまい、本当に申し訳ないと思っています。チームのミスであり、私の責任です。Team Asiaとして毎年参戦していますが、年を追うごとにライダー、メカニックのレベルが上がっているのを実感しています。世界のレベルで戦えるようになるために、またこれからも成長していければと思います」


関連のニュース