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クルマ ニュース

投稿日: 2024.04.10 12:42
更新日: 2024.04.10 12:56

メルセデスAMG、流麗なDセグSUV『GLCクーペ』にF1由来の電動モデル2機種を導入

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クルマ | メルセデスAMG、流麗なDセグSUV『GLCクーペ』にF1由来の電動モデル2機種を導入

 そこへドッキングされるBSGは第2世代となり、48V電気システムのなかではマイルドハイブリッドとしても機能。短時間ながら出力を14PS(10kW)高める電動ブースト機能のほか、セーリングモードや回生ブレーキ、シームレスなECOスタートストップ機能などにより効率を最大限に高めている。

 そのパフォーマンスを受け止める駆動系には、トルクコンバーターの代わりに湿式多板クラッチを搭載した9速のAMGスピードシフトMCTに、前後トルク配分が31:69とAMG独自の後輪重視型となるフルタイム四輪駆動システム、AMG 4MATICを採用。フロントに4ピストンの固定キャリパーにドリルドベンチレーテッドディスクを奢ったAMG強化ブレーキを組み合わせる。

 一方、AMG自社開発のハイパフォーマンスバッテリー(HPB)を搭載したPHEV(プラグインハイブリッドEV)のメルセデスAMG GLC 63S Eパフォーマンス・クーペは、エンジン単体で最高出力476PS(350kW)、最大トルク545Nmを発生する2.0リッター直列4気筒直噴ターボに交流同期モーターと連続トルク可変配分四輪駆動システムの 4MATIC+を採用。前述のとおりシステム出力は680PS(500kW)、最大システムトルク1020Nmを発生し、0-100km/h加速は3.5秒(いずれも欧州仕様値)をマークする。

 定格出力109PS(80kW)、ピーク出力で204PS(150kW/最大10秒間)の交流同期モーターはリヤアクスルに搭載され、電動シフト式2速トランスミッションと電子制御式リミテッド・スリップ・デフとともにコンパクトなエレクトリックドライブユニット(EDU)に内包。このコンパクトな設計レイアウトにより前後重量配分の適正化はもとより、動力をよりダイレクトにトラクションに変換でき前後左右のトルク配分制御も俊敏さを確保しつつ、熱エネルギーの回収でも高い効率を発揮する。

 両モデルともに右ハンドル仕様のみの設定となり、価格は『メルセデスAMG GLC 43 4MATICクーペ』が1217万円、同『メルセデスAMG GLC 63S Eパフォーマンス・クーペ』が1811万円(いずれも税込)となっている。

メルセデスコール:0120-190-610
メルセデス・ベンツ日本ウェブサイト:http://www.mercedes-benz.co.jp

同じくF1由来のプラグインハイブリッド(PHEV)を搭載し、総出力680PS(500kW)を誇る『メルセデスAMG GLC 63S E PERFORMANCEクーペ』
エンジン単体で最高出力476PS(350kW)、最大トルク545Nmを発生する2.0リッター直列4気筒直噴ターボに交流同期モーターと連続トルク可変配分四輪駆動システムの 4MATIC+を採用
ともに右ハンドル仕様のみの設定となり、価格は『メルセデスAMG GLC 43 4MATICクーペ』が1217万円、同『メルセデスAMG GLC 63S E PERFORMANCEクーペ』が1811万円(ともに税込)となっている


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