その精神は圧倒的な性能を引き出すパワーユニット、フルカーボンで仕上げられた強固なモノコックと軽量ボディによって実現した軽量化に加え、F1やGTカーカテゴリーに参戦することで培ってきたエアロダイナミクスを基にした空力制御、冷却システム、アクティブ・サスペンションなどをが構築された車両全体のパッケージとして現れた

 さらに“フォルムは機能に従う(form follows function)”というマクラーレンのデザイン哲学を象徴する猛々しくも洗練されたエクステリアや、徹底的に無駄を省きドライビングにおける機能性を最重要視したインテリアは、ドライバーとクルマの一体感の実現に寄与している。

 『セナ』というネーミングについて、アイルトンの甥でマクラーレン・アンバサダーを務めるブルーノ・セナは「私たち家族は、アルティメットシリーズの新モデルに名前が冠されることをこの上なく誇りに思っている」と語った。

「アイルトンのレーシング・スピリットや業績と真につながるプロジェクトは、これが初めてだよ」

「『マクラーレン・セナ』は叔父に敬意を表したクルマだと考えている。というのも、ドライバーが最高の自分になれるような、比類なきサーキット・エクスペリエンスを生み出すことに徹底的にこだわっているからだ」と自らもレーシングドライバーとして活躍するブルーノ。

「クルマとドライバーの間には強固でシームレスな関係があり、クルマとドライバーのこのピュアな一体感によって、ドライバーは自身が反応すべき状況やクルマに頼るべき状況について知るようになり、その深くて、強烈なエクスペリエンスを通じてこのクルマの優れた性能の虜になるだろう」

ドライバーの頭上にあるカーボンファイバー製コンソールにはエンジンスタート、ドア、ウインドウスイッチが収まる
ドライバーの頭上にあるカーボンファイバー製コンソールにはエンジンスタート、ドア、ウインドウスイッチが収まる
マクラーレン・セナ エクステリア
マクラーレン・セナ エクステリア
マクラーレンの開発スタッフは軽量化のために助手席を取り払うことも考えていたという。
マクラーレンの開発スタッフは軽量化のために助手席を取り払うことも考えていたという。

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