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クルマ ニュース

投稿日: 2019.11.21 11:37
更新日: 2019.11.21 11:38

ポルシェ初のEVカー、タイカンを日本初公開。期間限定予約プログラムも開始

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クルマ | ポルシェ初のEVカー、タイカンを日本初公開。期間限定予約プログラムも開始

2019年11月20日
プレスリリース

ポルシェ初のEV、タイカンが誕生
Soul, electrified. それは、電動化された魂。

 ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:ミヒャエル・キルシュ)は、11月20日にポルシェ初のフル電動スポーツカーであるタイカンを国内報道陣向けに初公開し、同日より「期間限定タイカン予約プログラム」を開始※することを発表しました。

■ポルシェの伝統を受け継ぐEV

 タイカンはポルシェの伝統を忠実に受け継いだスポーツカーです。前後に搭載した2基の電気モーターによりトップモデルの『タイカンターボS』では最大761psを発揮し、0-100加速を2.8秒で駆け抜けます。

 航続距離は『タイカン4S』で最長463kmに達します(航続距離はWLTPに準拠)。しかも、このような高性能を過酷な条件でも安定して発揮できる信頼性が確保されており、0-200km/h加速を26回繰り返した際のタイム差は1秒未満に抑えられています。

 ステアリングを通じて得られる安心感、安定性の高いハンドリング、快適な乗り心地などもポルシェの各モデルに共通した特徴です。これらは高剛性かつ軽量なボディ、低重心設計、卓越したエアロダイナミクス性能などにより生み出されるものです。

 電動化されたドライブトレインにも革新的な技術が採用されています。2基の永久磁石シンクロナスモーター、世界最高レベルの高速充電を実現する800Vシステム、後輪用モーターに組み込まれた2速変速機構などは、その代表です。

 また、タイカンの圧倒的な高速充電性能を生かすため、ポルシェジャパンは全国のポルシェセンターや公共施設に次世代CHAdeMOに対応した急速充電器を設置。その充電出力は国内でもっともパワフルな150kWで、タイカンの車載バッテリーを30分以内に80%まで充電する能力を有します。

新型ポルシェタイカンターボ/フロント
新型ポルシェタイカンターボ/フロント
ポルシェジャパン株式会社 代表取締役社長 ミヒャエル・キルシュとタイカン
ポルシェジャパン株式会社 代表取締役社長 ミヒャエル・キルシュとタイカン
各施設に設置される急速充電器
各施設に設置される急速充電器

■Apple Musicを搭載

 デジタル時代への対応は、タイカンの開発に際してもっとも重要とされたテーマのひとつです。

 まず、ドライバーの正面に位置するメータークラスターはポルシェ初となるフルデジタル式とし、最良の視認性を実現するため適度に湾曲した16.8インチの大型ディスプレイを採用。

 さらにはダッシュボードの中央に10.9インチのセンターディスプレイを配備し、ホーム画面からすべての機能に直接アクセスできるオペレーティングシステムも新たに採用しました。

 助手席正面には10.9インチのディスプレイがオプション設定されており、すべての乗員にとって使いやすく便利なインターフェイス環境を整えています。

 また、音声を通じて多彩な機能を操作できるボイスコントロールやスマートフォンからドアの施錠状態や駐車位置を確認できるコネクテッド機能のPorsche Connectも装備。

 さらにはApple Musicを搭載しており、サブスクリプション登録者であればどなたでもタイカンのタッチスクリーンを操作することにより5000万以上の楽曲を車内で楽しめます。タイカンは、Apple Musicを車両の機能として組み込んだ世界初の自動車となりました。

タイカンのインテリア
タイカンのインテリア
タイカンのメーターパネル
タイカンのメーターパネル

■あらゆる側面から環境負担を低減

 タイカンは走行時にCO2を発生しないだけでなく、生産時のCO2ニュートラルにも配慮されています。

 タイカンを生産するツッフェンハウゼンの新工場は、バイオガスで稼働するコジェネレーションプラントを設置して環境負担を低減したほか、風力、水力、太陽光などの天然エネルギーで生み出された電力を幅広く採り入れています。

 環境への配慮は車両に使用される素材にも行き届いており、軽量でリサイクルが容易なアルミニウムをボディの37%に採用。シート地には、なめし行程に有機素材であるオリーブの葉を用いたクラブレザーのOLEAをオプション設定したほか、リサイクル繊維を用いて生産時のCO2排出量を80%削減したマイクロファイバー素材“Race-Tex”も用意しています。また、フロアカバーにはリサイクル繊維のEconylを用い、地球環境への負荷を軽減しました。

 ポルシェは環境問題にも積極的に取り組むスポーツカーブランドです。これまでもハイブリッドモデルやプラグインハイブリッドモデルなどをいち早く市場に投入してきたほか、今後も電動化をいっそう推進するため2022年までに60億ユーロ(約7200億円)以上を投資します。その一部は、再生可能エネルギーを多用してCO2ニュートラルな生産を目指すタイカンの新しい生産工場を建設するために投じられています。

 タイカンはインテリアにサスティナブルな素材を採用して地球環境に配慮したほか、最新のデジタル技術を採り入れて時代の要求にも応えています。いっぽうでエクステリアデザインやパフォーマンスは紛れもないポルシェです。

 革新的技術により世界最高レベルの急速充電を可能にし、並外れた高性能を繰り返し発揮できる優れた信頼性を達成しています。さらには操縦感覚までポルシェそのもので、ステアリングを握った印象だけでなく、着座姿勢やコクピットのデザインにも911と共通の思想が採り入れられています。

※「期間限定タイカン予約プログラム」専用ページURL:https://www.porsche.co.jp/sp/taycan/

ポルシェジャパン代表取締役社長ミヒャエル・キルシュとプロダクトマネージャー アレキサンダー・ クワース
ポルシェジャパン代表取締役社長ミヒャエル・キルシュとプロダクトマネージャー アレキサンダー・ クワース


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