■新型ヴェゼルの価格帯
ホンダ新型ヴェゼル
価格帯:227万9200〜329万8900円
新型ヴェゼルのグレード別価格
■“G” 227万9200円(FF)/249万9200円(4WD)
■“e:HEV X” 265万8700円(FF)/287万8700円(4WD)
■“e:HEV Z” 289万8500円(FF)/311万8500円(4WD)
■“PLaY” 329万8900円
■新型ヴェゼル VS トヨタ・ヤリスクロス
トヨタ・ヤリスクロス 価格帯:179万8000円〜281万5000円
2020年夏に登場したトヨタ・ヤリスクロスは、新型ヴェゼルと真っ向のライバルになるコンパクトSUV。多少の価格差はあるものの、ガソリン車もハイブリッド車も一番の好敵手といえる存在だ。
質感を含めた室内空間とラゲッジルームの機能面では新型ヴェゼルが一歩リードしているが、動力性能や走りの質感はヤリスクロスの方がやや優位だろう。
装備面は、両車とも安全&運転支援や車載ITは充実している。ハイブリッド車で検討する場合は、どちらを選んでも十分な満足度を得られるが、ガソリン車は、最新エンジンを搭載するヤリスクロスの方が一歩リードしている。
■新型ヴェゼル VS ニッサン・キックス
ニッサン・キックス 価格帯:275万9900〜286万9900円
ニッサン・キックスにはエンジンで発電した電気でモーターを動かす『e-POWER』を搭載する。新型ヴェゼルの『e:HEV』と内容はかなり近いが、e-POWERにはエンジン直動機構が搭載されていないことが大きな違い。
キックスも巧みなモーター制御で爽快な走りを楽しめが、高速走行時は効率が落ちることもあって燃費が落ち込むことが泣き所。室内空間やラゲッジルームの機能はクラス平均は超えているが、新型ヴェゼルと比べると、やや平凡に感じてしまう。
■新型ヴェゼル VS マツダCX-30
マツダCX-30 価格帯:239万2500〜371万3600円
マツダCX-3にはハイブリッド車の用意はないが、それに代わる存在としてディーゼルターボ車とスカイアクティブX車が設定されている。
入念に煮詰められた足まわりが生み出す良質な走りは、クラストップの実力。上級パワートレイン車は割高感が否めないが、主力の2.0リッターガソリン車の車格や価格帯は、新型ヴェゼルとかなり近いといえる。
CX-30は、ユーティリティ面の機能も充実しているが、万能ぶりが光る新型ヴェゼルの便利さには及ばない。走りにこだわるユーザー向けのSUVといえるだろう。
■新型ヴェゼルのお薦めオプション装備
純正ナビゲーション(Honda CONNECTディスプレー)
通信による最新地図データの更新(別途Honda CONNECTサービスへの加入が必要)にも対応したホンダ純正ナビユニット。専用設計ならではの抜群のフィット感やApple CarPlayなどにも対応していることも魅力。“PLaY”以外のグレードには、メーカーオプションの設定となる。
パノラマルーフ
前後2分割タイプのパノラマルーフは、最上級の“PLaY”のみに設定。赤外線や紫外線をカットできる高機能ガラスを採用している。
ハンズフリーアクセスパワーテールゲート
ハンズフリーアクセスパワーテールゲートは、“Z”と“PLaY”に標準装備。スマートキーを携帯し、リヤバンパーの下部に足をかざすと、テールゲートが自動で開閉される。荷物で両手がふさがっている時に便利な機能。
