■第2戦決勝レポート
ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区)とポルシェ・カレラカップ・ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ・カレラカップ・ジャパン2026シリーズ第2戦の決勝を、岡山国際サーキット(岡山県)で 2026年5⽉16⽇(土)に開催しました。
天候:晴れ 路面:ドライ 気温:31度 路面:44度(レーススタート時)
PCCJ第2戦の決勝グリッドは、5月16日(土)午前中に行われた公式予選のベストタイムで決定し、総合(オーバーオール)ポールポジションは2025年ポルシェ・カレラカップ・ドイツ(PCCD)のチャンピオンである#66 ロベルト・デ・ハーンが、1分28秒862のコースレコードで獲得。
2番手は2025年PCCJチャンピオンの#78 木村偉織、3番手は2025-2026ポルシェ・カレラカップ・ミドルイーストのオーバーオールチャンピオンの#99 渡会太一、4番手は2024年PCCJチャンピオンの#60 伊東黎明と、4人のチャンピオン経験者が上位グリッドに並ぶ。そして、プロアマクラスのポールポジションは#77 浜崎大、アマクラスのポールポジションは#17 IKEDAが獲得した。
16日、13時50分にPCCJ2026第2戦の決勝レースは、フォーメーションラップが開始される。各マシンは路面コンディションを確認しながらコースを1周し、ふたたびグリッドに全車が整列してレースはスタートする。
ポールポジションの#66デ・ハーンは好スタートを決めるが、2番手の#78 木村は出遅れてそのままマシンをピットロード出口に止めてしまう。これで#99 渡会が2番手に浮上し、その後方に#60 伊東が続き、トップの#66デ・ハーンを追いかける。
だが、#66デ・ハーンのペースは速く、トップと2番手の差は3周目に2秒101、6周目に3秒386と徐々に広がっていってしまう。10周目にはアマクラスの2台を周回遅れにするハイペースで、最終ラップまで素晴らしい走りを見せて、2番手に7秒687の差を着けてトップでチェッカーを受ける。
PCCJ2026で開幕2連勝を飾ったPCCDチャンピオンの#66デ・ハーンは、「スタートをうまく決めることができ、その後は2番手とのギャップをうまくコントロールしながら、ポジションをキープすることができ優勝できました。素晴らしいクルマを用意してくれるチームには心から感謝しています。明日の第3戦も同じような結果を得られるように、今日のレースを振り返って改善できる点がないかを確認したいと思います」と謙虚に語る。
2戦連続で2位となった#99 渡会は、「チームとして考えれば、開幕から2戦連続でのワン・ツーフィニッシュは嬉しいですが、個人的にはデ・ハーン選手に着いていけなかったのが悔しいです。でも、レース後半のペースは遜色なかったので、明日の第3戦ではトップを目指します」と、リベンジを誓う。3位の#60 伊東は、「以前から課題の部分をチームと改めて見直して明日のレースに備えたいと思います」と言う。
プロアマクラスは、スタートでクラス2番手の#16 Hiroがトップに立ち、#77 浜崎と#88 Tiger Wuが追いかけて、3台によるテール・トゥ・ノーズの争いが繰り広げられる。3番手の#88 Tiger Wuは、2番手の#77 浜崎に対して後方からプレッシャーを与え続け、最終ラップに#77 浜崎はスピンを喫してしまう。
これにより、#16 Hiroがトップ、#88 Tiger Wuが2位でチェッカーを受けるが、#16 Hiroに対してジャンプスタートでタイムペナルティ10秒が科されてしまう。結果、#88 Tiger Wuが優勝となり、開幕戦鈴鹿から2連勝となった。「予選結果があまり良くなったので、今日の決勝はペース配分を考えて走りました。そして最後は、ラッキーな部分もあり優勝することができました。明日も連勝できれば嬉しいですね」と、レースを振り返る。
アマクラスはベテランの#17 IKEDAが、スタートから抜け出して悲願の初優勝を飾る。「とにかくミスをしないように、ゴールまで丁寧にドライブしました。暑くて、体力的に辛い部分もありましたが、優勝できて嬉しいです」と、喜びを語ってくれた。2番手争いを繰り広げたPCCJ初出場の#29 Kiyominと#57 FUJIWARAは、最終的に#29 Kiyominに軍配が挙がった。
明日17日(日)に開催される第3戦のグリッドは、16日に行われた予選のセカンドベストタイムで決定。ポールポジションは、第2戦と同じくオーバーオール(総合)が#66デ・ハーン、プロアマクラスが#77 浜崎、アマクラスが#17 IKEDAとなっている。なお、第3戦は17⽇(日)11時40分スタート(17周もしくは30分間+1周)予定で、レースの模様は下記のポルシェジャパン公式Youtubeチャンネルにてライブ配信される。
■第3戦決勝レポート
ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区)とポルシェ・カレラカップ・ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ・カレラカップ・ジャパン2026シリーズ第3戦の決勝を、岡山国際サーキット(岡山県)で 2026年5⽉17⽇(日)に開催しました。
天候:晴れ 路面:ドライ 気温:31度 路面:43度(レーススタート時)
5月17日(日)も朝から雲ひとつない青空が広がる岡山国際サーキットの気温はどんどんと上昇し、PCCJ第3戦のフォーメーションラップが開始される11時40分の時点で気温31度、路面温度は43度となっていた。決勝グリッドは、前日の第2戦決勝でアクシデントに見舞われたプロアマクラスの#77 浜崎大が欠場となり、9台のマシンが並ぶことになった。
フォーメーションラップでタイヤに熱を入れた各車は、シグナルレッドがブラックアウトでレースはスタート。ポールポジションの2025年ポルシェ・カレラカップ・ドイツ(PCCD)のチャンピオンである#66 ロベルト・デ・ハーンは、第2戦に引き続き今日も好スタートを見せるが、2番手の2025年PCCJチャンピオンである#78 木村偉織が1コーナーで並び掛ける。
ドイツと日本のポルシェ・カレラカップ・チャンピオン同士の戦いは、#66デ・ハーンが何とかトップをキープし、2番手の#78 木村はテールに着けてチャンスを狙う。しかし、#66 デ・ハーンが徐々にペースを上げていき、1周目に0秒418であった差は、4周目に1秒368と1秒以上に広がってしまう。
その後方では、2024年PCCJチャンピオンの#60 伊東黎明と2025-2026ポルシェ・カレラカップ・ミドルイーストのオーバーオールチャンピオンである#99 渡会太一がテール・トゥ・ノーズの戦いを繰り広げる。こちらのチャンピオン経験者同士の戦いは、3周目に0秒390差まで縮まっていたタイム差は7周目に若干広がりだしていたが、9周目に再び#99 渡会は#60 伊東の背後にピタリと着ける。そのままチャンスを伺っていた#99 渡会だが、11周目の最終コーナーでスピンを喫してしまい、2台の差はふたたび広がってしまう。
一方、トップ争いは#66 デ・ハーンが2番手#78 木村との差を約3秒まで広げていたが12周目にその差はさらに広がった。失速した#78 木村はそのままピットへとマシンを進め、これにより2番手には#60 伊東が浮上するが、この時点でトップとの差は7秒以上だったため、残り周回数で逆転するのは厳しい状況であった。結果、#66 デ・ハーンは開幕戦から3連勝を飾る。「本当に嬉しいです。PCCJで3戦3勝に加え、ここまですべてのレースでポールポジション、優勝、ファステストラップを達成できたのですから」と、喜びを爆発させていた。
2位の#60 伊東は、「昨日チームと課題だった部分を見直して、2位という結果を得られて良かったです。クルマの感触も良くなっているので、次の大会ではトップ争いをできるように頑張ります」と語る。3位の#99 渡会は、「今日は自分のミスで2位を逃してしまい情けないです」と、次戦でのリベンジを誓っていた。
プロアマクラスはポールポジションの#77 浜崎が欠場となったため、2025年のアマクラス王者である#16 Hiroと2023年、2024年のアマクラス王者である#88 Tiger Wuの対決となる。しかし、オープニングラップでトップの#16 Hiroがスピンを喫して、大きく順位を落としてしまう。
これにより単独走行となった#88 Tiger Wuは、自分のペースで最後まで走り切り、開幕戦からの3連勝を成し遂げた。「本当にこの週末はラッキーで、とても素晴らしかったです。私は常にベストを尽くし、諦めることなくレースに挑んでいます。3連勝に浮かれず、今後も練習とレースに集中していきます」と、冷静に語る。
アマクラスは昨日の第2戦でPCCJ初優勝を飾った#17 IKEDAが、今日も安定した走りで優勝を飾る。「2連勝は本当に嬉しいです。このまま連勝を続けて、次の目標に向かって頑張りたいと思います」と、喜る。2位は#29 Kiyomin、3位は#57 FUJIWARAであった。
次回のPCCJ第4・5戦は、7月18日(土)、19日(日)に富士スピードウェイ(静岡県)での開催を予定する。今シーズンのPCCJ3大会目となる富士は、走り慣れたドライバーが多いサーキットなので、各クラスの連勝をストップさせる新たな勝者が誕生するのか注目される。



