決勝 10月15日(日)

天候/雨
コース状況/ウエット

 日曜日の天気は一転して、早朝から雨模様。それも一度としてやむことはなく、終日路面は濡れたままであったため、セーフティカースタートで始まる。スタートドライバーの山下は、セーフティカー先導2周の、その2周目、次の周から本格的にレース開始となるタイミングでピットイン。
 
 ここで素早く中山とチェンジして、ST-3クラスのピットイン組では先頭でコースに戻すことに成功。前にいるのは未交代の3台のみで、うち1台は5周目にかわし、もう1台も6周目にかわした一方で、トップを争う車両にはタイヤを持たせるべく無理をせず前を譲り3番手に。
 
 まもなく中山は、ST-3クラスの車両とは前も後ろも離れた状態で、ミスなく安定したラップタイムで周回を重ねて、ほぼ2時間を経過した58周目に嵯峨とバトンタッチ。給油と左側のタイヤのみ2本を交換してコースに送り出すと3番手に戻った格好だが、前をいく1台は、まだ義務づけられた2回のドライバー交代を完了しておらず、やがて2番手に上がるのは時間の問題だった。
 
 予想どおり74周目に、嵯峨は2番手に浮上。トップからは約50秒離れていたが、プッシュを続けて少しずつその差を縮めて、追いすがる後続からのプレッシャーを感じることなく、「DENSO Le Beausset RC350」は2位でフィニッシュ。3年目のチャレンジにして、ようやくつかんだ栄冠とあって、ピットは歓喜の輪に包まれた。
 
 だが、それからしばらくしての再車検で、燃料タンクの最低地上高違反によって、まさかの失格という裁定が下されてしまい、シリーズは2位という結果に。
 
 とはいえ、年間2勝、全戦で完走を果たし、チームは大幅な進化を遂げたのは紛れもない事実。来季も、チャレンジャーとしてさらに強いチームを目指し臨むことを誓う。

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