第5戦が行われた土曜日に比べれば、やや雲も出て気温も下がってはいたが、引き続き“十勝晴れ”となった決勝レース。スタートを決めたのは佐々木で、1コーナーにインから飛び込み、井口をもかわそうとするが、ここでの逆転は許されず。逆にスタートで出遅れてしまったのは、誰あろう阪口だった。織戸と近藤、久保に先行されて、6番手に後退する。
オープニングラップを終えると、早くも井口は佐々木に対して1秒2のリードを確保。2周目になると、3番手を争う集団から織戸が抜け出すことに。その一方で4番手争いはしばらくの間激しく続いて、3周目には阪口がようやく前に出ることとなった。

やがて、トップ3の井口、佐々木、織戸はそれぞれ単独走行となり、そのまま淡々と周回が重ねられていくかと思われた。ところが、そんな予想とは裏腹に、中盤になると佐々木のペースが井口を上回るようになり、徐々に差が詰まってくる。井口に追いつきテール・トゥ・ノーズ状態になると、合わせて織戸も急接近。8周目には3台が縦一列で並ぶこととなる。

この好機を逃さなかったのが、佐々木だった。9周目の1コーナーで井口のインを刺し、いったんは4コーナーで再逆転を許したものの、7コーナーで再々逆転に成功。「昨日の感じなら、最後まで行けると思ったんですが、コンディションが変わったせいか、リヤが後半になって苦しくなって」と井口。
